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2007/11/25

『おろち』エキストラ募集

鶴田監督作品『おろち』(来秋公開予定)のエキストラを募集しています。
ご興味とお時間のある方は是非参加してください。

■撮影日程: 平成19年12月12日(水) 10:00集合〜17:00解散 (予定)
■集合場所: 東京都23区内某所
詳細、応募は東映オフィシャルサイト「TOPICS」をご覧ください。

http://www.toei.co.jp/

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2007/11/20

楳図かずお原作『おろち』を撮ります。

おろち スタッフルーム入り口プレート写真

▲東映東京撮影所内の『おろち』のスタッフ・ルームの入口に掲げられたプレート。

スタッフ・ルーム内写真

▲スタッフ・ルーム内。単なる事務所ですがここから映画が形になっていきます。

 現在、私は来秋、東映系全国公開予定の映画『おろち』の準備に追われています。楳図かずおさんの代表作のひとつとして名高い同名漫画の映画化です。原作をご存じない方は“おろち”と聞くと“八岐大蛇(やまたのおろち)”を思い浮かべて蛇に関係のある作品と思われるようですが、蛇は全く登場しません。登場するのは“おろち”という名の不思議な能力を持った正体不明の少女です。その“おろち”が出会うおぞましい運命を背負った旧家の姉妹の物語。今回はホラーというより昭和を舞台にした恐怖映画、女性の暗部を描いたダーク・ファンタジーです。姉妹を演じるのは『ドリーム・クルーズ』に続いてご一緒することになった木村佳乃さんと、以前から仕事をしてみたかった中越典子さん。そして“おろち”を演じるのは谷村美月さん。数シーンはロケで撮影しますが、2/3以上のシーンは東映東京撮影所に組まれるセットで行います。自作でこれだけのセットを組んだことはないので今から楽しみです。そのセットを組む美術監督は森田芳光映画で知られる山崎秀満さん。そして、脚本は『リング0』以来の高橋洋さん、撮影も『リング0』以来の柴主高秀さん。音楽は『予言』の川井憲次さんが担当します。公開は来年秋の予定なので皆さんにご鑑賞いただけるのはまだ先ですが、どうぞ楽しみにしてください。まずは頑張って撮影して完成させます。では、乞うご期待!(Text by 鶴田法男)

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2007/9/02

フジテレビからお祝いの花をいただきました!

フジテレビからのお祝いの花写真

 先日放映された『ほんとにあった怖い話/夏の特別編2007』が火曜日夜7時〜9時枠の『ほん怖』としては過去最高の16.5%の高視聴率を獲得したのでフジテレビからお祝いの花をいただきました。素直に嬉しかったです。(Text by 鶴田法男)


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2007/8/1

8月28日(火)夜7:00より『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2007』O.A.

 稲垣吾郎出演のフジテレビ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2007』が8月28日(火)夜7:00より放映されます。
今回のドラマは4話構成で全て鶴田監督が演出しています。

『私を呼ぶのは・・・?』 出演:森迫永依
『霊の通る家』 出演:中川翔子
『幽惑ドライブ』 出演:増田貴久
『真夜中の病棟』 出演:榮倉奈々

『霊の通る家』は中川翔子の実体験の映像化。『真夜中の病棟』は1992年に発売されたビデオ版『ほんとにあった怖い話/第二夜』に収録された同名作のリメイクです。

詳細は下記『ほん怖』サイトをご覧ください。

http://wwwz.fujitv.co.jp/honkowa/index.html

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2007/5/15

『ドリーム・クルーズ』が無事公開されました。

黒沢清さん、鶴田監督、石橋凌さん、高橋洋さん 写真

▲左から黒沢清さん、私、石橋凌さん、高橋洋さん(07/05/11、新宿トーアにて)。

 『ドリーム・クルーズ』が5月12日より無事公開されました。東京・新宿トーア(注参照)では公開前日に「前夜祭イベント」と銘打って私と石橋凌さんの他、映画監督の黒沢清さん、映画脚本家&監督の高橋洋さんを交えたトークショーが行われました。その席で黒沢さん、高橋さん両氏から『ドリーム・クルーズ』に関して賞賛のお言葉をいただき大変嬉しく思いました。また私と石橋さんは撮影裏話などをしましたが、この模様はいずれ発売されるDVDに収録されるということなので、ご興味のある方はそちらをご覧いただければと思います。
 さて、幾つかの媒体インタビューで『ドリーム・クルーズ』の創作意図を語りましたが、ここにあらためて記しておきます。  『ドリーム・クルーズ』は、とにかく「幽霊も怖いが、人間も恐い作品」にしたかったのです。昨今のJホラーと呼ばれる作品の多くは幽霊が人を脅かしてばかりいるのですが、そろそろ『四谷怪談』のようなまずは人間が恐いというホラーがあっても良いのではないかと思ったのです。ですから、ここに登場する人物は多かれ少なかれ罪深い人ばかりになっています。そのために幽霊が怖くないというご批判もいただくでしょうが、それは覚悟の上です。望むらくは私のこの試みを皆さんが楽しんでいただければと願ってやみません。(Text by 鶴田法男)

※注:

ドリーム・クルーズ』の東京での公開劇場が新宿オスカーに移りました。 詳細はこちらをご覧ください。 http://www.toakogyo.com/data/theater.html


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2007/4/20

『ドリーム・クルーズ』の「映画秘宝」独占試写会&
公開前夜祭イベントのお知らせ

5月2日(水)
雑誌「映画秘宝」独占試写会に鶴田監督が登壇します。
詳細は下記をご覧ください。(応募締め切り4月26日)

映画秘宝.com
http://www.eigahiho.com/tokusyu.html

5月11日(金)
公開前夜祭イベントに鶴田監督が登壇します。
詳細は下記をご覧ください。

映画秘宝.com
http://www.eigahiho.com/tokusyu.html

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2007/3/26

『Dream Cruise』の日本公開タイトルと、公開劇場&公開日が決定しました。

日本公開タイトル:ドリーム・クルーズ
公開劇場:新宿トーア(東京・歌舞伎町)他
公開日:2007年5月12日(土)
その他については下記の作品サイトをご覧ください。

http://www.dream-cruise.jp/

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2007/1/30

『Masters Of Horror/Dream Cruise』が完成しました。

 昨年から手掛けてきた『Masters Of Horror/Dream Cruise』がやっと完成しました。本作は全米でテレビ放映される60分版と日本他各国で劇場公開される85分版の2バージョンを制作しました。テレビ版に関しては昨年末に既に米国に納品してあります。米国では『Masters Of Horror』の第2シーズンのトリとして2月2日午後10時(現地時間)に放映されるそうです。そして日本では85分版が初夏に公開される予定です。

ミック・ギャリスさん、鶴田監督写真

▲ ミック・ギャリスさんと調布にて。

この『Masters Of Horror』は監督としても参加しているミック・ギャリスさんの企画で始まったシリーズです。ですから、今回の『Dream Cruise』にもクランク・インする前後の間は来日して立ち会ってくれていました。ミック・ギャリスさんといえばテレビのミニ・シリーズの『シャイニング』の監督です。実は私はスティーブン・キングの原作『シャイニング』の大ファンなので、キューブリックの映画版が好きではなく原作に忠実だったギャリスさんのテレビ版を高く評価していました。ですから、そのギャリスさんとお会いできて、しかも「これは鶴田さんの作品ですから好きなように撮ってください」とまで言われ全く光栄の至りでした。   
 さて、本作の主演は木村佳乃さん、米国から参加したダニエル・ギリスさん(出身はニュージーランド)、それに石橋凌さんの三人です。残念ながらギリスさんとの写真は撮れませんでしたが、木村さんと石橋さんとのツーショットは撮影できたのでここに掲載したいと思います。

木村佳乃さん、鶴田監督 写真

▲ 木村佳乃さんと角川大映スタジオにて。

 木村さんは私の『リング0/バースデイ』と同時公開した『ISOLA/多重人格少女』に主演なさっていたので、その際の製作発表や舞台挨拶の席でご一緒したことはあったのですが、本格的な仕事をするのは初めてでした。今回、密に話し合う機会を得て驚いたのは、木村さんが実はかなりのシネフィルだったことです。映画関係の仕事をしているのだから映画をいっぱい見ていて当然と一般の方は思われるでしょうが、映画作りをはじめると反比例して映画を見ることができなくなるものなのです。ですから、足を運ばないと見られないミニシアター系の作品を私などは結構見損ねてしまうのですが、木村さんはそれらの作品をしっかりフォローしているので頭が下がるばかりでした。

鶴田監督、石橋凌さん 写真 角川大映スタジオ前にて

▲ 石橋凌さんと角川大映スタジオにて。

シネフィルといえば石橋さんも人後に落ちません。石橋さんは音楽を出発点にして俳優になられたのだと思っていたのですが、実は中学、高校生の頃は、将来、映画評論家になるのが夢だったそうで、ちょっとびっくりしました。詳細は省きますが小学生の頃にお父様に映画に連れて行ってもらった話は、映画館の息子で最近、父親になった自分の琴線にふれてしまい、いささか涙ぐんでしまいました。

以上、『Dream Cruise』の紹介をするつもりがすっかり余談になってしまいましたが、作品情報などは決まり次第掲載していきたいと思います。ちなみに『Dream Cruise(ドリーム・クルーズ)』というタイトルは原題になります。従って、日本公開タイトルつまり邦題は全く別ものになる可能性もあります。それでは、また。(Text by 鶴田法男)

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2006/12/26

鶴田監督 テレビ番組出演のお知らせ

 鶴田監督がテレビ番組に出演しました。番組名は『ワナゴナ』。「しょこたん」の愛称で知られる中川翔子さんと、鉄平さんがMCを務める情報バラエティです。鶴田監督が中川さんと鉄平さんにホラー映画のツボを解説しています。また『Dream Cruise』の映像もいち早く紹介されます。放映予定日時と番組サイトは下記です。

TBS、1月28日(日)25:20〜25:50
BS-i、2月3日(土)23:30〜24:00
※放送時間は予告無く変更になることがあるそうです。

『ワナゴナ』番組サイト http://www.wanagona.jp/

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2006/12/18

『Dream Cruise』撮影現場取材。

取材:“関口渉”1957年2月19日生まれ
TV-CMを中心とした映像プロデューサーとして活動。
主な作品にJRA、伊藤ハム、劇場公開用映画「十三通目の手紙」など、他多数。

 鶴田監督が手がけている「Dream Cruise」の撮影現場にお邪魔させてもらった。この作品はハリウッドのホラーの巨匠たちとの競作、日本代表・鶴田監督のお手並みをしばし拝見させていただいた。 東京都調布市の角川大映スタジオに久しぶりに訪れた。鶴田組が使っているNo.1スタジオは昔のままの雑然とした佇まいだった。映画の撮影にはやっぱりこんな雰囲気が重要なのかも。 スタジオの中は全面暗幕で覆われ、まさにホラー映画の現場・・・、本当はナイトシーンの抜け用のバックで、中央には大きなクルーザーのセットがでんと据えつけられていた。外見はベニヤ板と角材むき出しのクルーザーだが、中身は本物。 ドリームクルーズ クルーザーのセット写真とは言え、あちこちが可動式になっていて、カメラやライトがどこからでも狙える仕組みだ。200坪もあるスタジオなのに、この日の撮影現場は、クルーザーのセットの中のさらに狭い船室でのシーンだった。 女優・木村佳乃さんがびしょ濡れになって熱演している。面白いのは、そんな濡れた女優さん(水に濡れたという意味です)を暖めるビニールハウスが、スタジオ内部に建てられていたこと。女優に優しいと評判(?)の鶴田監督の心使いなのかどうかは、聞いていない。さらに普通と違うのは、この作品が全篇英語の台詞で作られているというところだ。監督をはじめ、スタッフもキャスト(主演の俳優を除き)もみんな日本人で、カメラマンの指示やライトマンのやりとりももちろん日本語が飛び交っているのだが、いざ本番になると聞こえてくるのは英語の台詞。監督に英語が堪能なのですかと聞いてみると「全然。」という素朴な答えが返ってきた。 ドリームクルーズ クルーザーセット内写真もちろん通訳スタッフが台本通りに台詞をしゃべっているかどうかはチェックしているのだろうが、監督は演技や表情できちんとOKとNGを見極めているのだろう。 この日の撮影は、全体のスケジュールの中でもかなり後半、クランクアップも間近ということで、スタッフもキャストもかなり和んでいるように見えた。たった2〜3日のCM撮影でもそうだが、長丁場の映画撮影で一番気を使うのは、やはり人間関係だ。監督もハリウッドからやってきた俳優のクセをつかむまでに時間がかかったと話してはいたが、一度つかんでしまえば、いつもの鶴田ワールドの中で撮影が進んでいるのだろう。監督の表情には余裕の笑みが見えた。 「でも、最初は大変だったんですよ。今年は天候がずっと不順で、ロケの初日に台風が来たりして、なにもできなかった。船のシーンばかりですからね、天気との闘いが辛かった。」どんなに周到な準備をして撮影に望んでも、天気ばかりは常に運任せ。いくらデジタル化が進んだ映像業界でも、こればかりはどうにもならない。合成で雨天を快晴にすることは時間とお金をかければ何とかなるが、大波に揺られるのを止めることはできない。 そして、個人的に、プロデューサー的に一番驚いたのは、35mmのカメラがまわっていたこと。低予算デジタル映画全盛の時代に、35mmがまわせるなんて、なんて贅沢な。私もフィルムの“質感”が大好きで、予算さえ見合えばVTRなんかまわしたくない部類の人間だが、フィルムの微妙な“質感”を極めるには、照明機材は増えるは、そのライティング時間は長いは、でプロデューサーの心臓を弱めることになる。しかし、鶴田監督の“こだわり”が熱意となって、プロデューサーを説き伏せたようだ。この作品は世界のホラー監督の大御所が集まって、オムニバス形式で13本の作品を作り上げる。唯一、日本で撮影される鶴田監督の「Dream Cruise」(他の12本はバンクーバーで作られる)が、その“こだわり=熱意”で他の12本を圧倒する作品になることを祈ってやまない。

『Dream Cruise』は2007年2月に米国テレビ放映予定、日本は2007年初夏に劇場公開予定。

写真上:映画のメイン舞台であるクルーザーのセットの外観。
写真下:セットの内部。撮影後半だったのでソファーなどが壊され、フロントグラスの部分も取り除かれていた。

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2006/9/19

『Masters Of Horror 2』の中の一遍『Dream Cruise』を準備中。

 私は現在、『Dream Cruise』という作品を準備中です。これはアメリカのテレビ番組『Masters Of Horror 2』の中の一遍で、日本では来年、劇場公開されます。同番組は今年、ジョン・カーペンター監督、ダリオ・アルジェント監督、ジョン・ランディス監督、トビー・フーパー監督、そして日本から三池崇史監督らが参加して第1弾が作られました。これは日本でも先日、DVD&ビデオ発売されたのでご存じの方も多いと思います。それが本国で好評だったのでパート2が作られることになり、私が参加することになったのです。私が手掛ける『Dream Cruise』は鈴木光司さんの『仄暗い水の底から』に収録されている『夢の島クルーズ』というヨットを舞台にした短編が原作です。正直な話をすると、最初にこの企画のオファーを受けた時、かなり躊躇しました。なぜなら、『夢の島クルーズ』をそのまま映像化したら、せいぜい15〜20分くらいにしかならないからです。それを私は90分近い作品にしないとならないのが基本的な条件でした。それで戸惑ったのですが、私が敬愛するジョン・カーペンター監督が第1弾に引き続き参加すると聞き、ジョン・カーペンター監督と自分が肩を並べるという光栄を逃す手はないと思い引き受けた次第です。結果、脚本は原作とはかなり違った内容になっていますが、鶴田流の『夢の島クルーズ』になっていると思うので、皆さんには完成を楽しみにしていただければと思います。なお、主演は木村佳乃さん、石橋凌さん、それにアメリカの男優さんの3人になります。本作は10月いっぱいを掛けて撮影予定です。そんな事情で現在大変に忙しく、当サイトのフィルモグラフィーの更新などがなかなか進みませんがお許しいただければと思います。(Text by 鶴田法男)

美術の斉藤岩男さん写真

 現在、ロケハンで東京近郊のマリーナを回っています。右端は『予言』に引き続き参加いただいている美術の斉藤岩男さんです。

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2006/8/13

8月22日O.A「ほんとにあった怖い話」撮影現場

 鶴田法男公式サイト・オープンを記念して当サイトを制作するHowrahが鶴田監督の新作『ほんとにあった怖い話夏の特別編2006』の撮影現場を果敢にも取材した。この日は堀北真希さん主演のカラオケボックスを舞台とした『6番の部屋』のセット撮影。『ほん怖』は実話を元にしたドラマなので、極力セット撮影を避けているのだが、実際のカラオケボックスは狭くて撮影が難しいのでセットが組まれた。ただし、セットといっても普通なら照明をしやすいように天井を付けないのだが、今回はリアリティを出すために天井付きのセットを組んだとのこと。こうした「リアルな空気感を出したい」という監督の強いこだわりが、さらなる恐怖を生み出していくのだ。ところで、今までの『ほん怖/特別編』はドラマが5話構成だったが、今回の『夏の特別編2006』はドラマが6話構成という贅沢な作りになっている。堀北さんの他に、釈由美子さん、高嶋政伸さん、伊藤淳史さん、大島美幸(森三中)さんらが出演。放映は8月22日(火)夜7時よりフジテレビにて。乞うご期待。(取材/Howrah)

『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2006』をもっと詳しく知りたい方は、「フジテレビ」の「ドラマ」のページにアクセスしてください。http://www.fujitv.co.jp/

ほん怖撮影現場写真1

 クランク・イン前に撮影安全のお祓いをするのは他の番組でも同じだが、鶴田監督が覗いている「監督モニター」の脇に必ずお札を置くのは、『ほん怖』ならではの光景。その甲斐あって今まで怪異現象などは起きたことはないそうだ。ただし一度、ロケ先でお札を監督モニターの脇に置き忘れたときに、それまで晴天だったのに突然雨が降り出し、プロデューサーが慌ててお札を持ってきたら雨が降り止んだということがあったという。


ほん怖撮影現場写真2

 ドライ・リハーサル(段取り)で演出中の鶴田監督。撮影に入る前にそのシーンの芝居を一通り役者さんが演じて芝居を固める作業を、テレビ業界では「ドライ・リハーサル」といい、映画業界では「段取り」という。今回は、カラオケBOXが舞台なので役者さんの芝居と、カラオケの音楽と映像をシンクロさせないといけないので監督は苦労していた。


ほん怖 堀北真希さん写真 掲載は終了しました

 鶴田監督と堀北真希さんは実は今度で三度目の仕事になる。最初はこの『ほん怖』の『本が招く幽霊』という作品で2004年2月頃の撮影。その年の夏には映画『予言』で再会。『ほん怖』の時に監督が堀北さんにすっかり魅了されて出演を熱望したそうだ。その後の堀北さんの活躍は語るまでもないが、二年ぶりに会った堀北さんについて「自信と風格が付いて一回り大きくなった感じがした」とは監督の弁。

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