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毎日新聞運営「ひとシネマ」に映画化したい原作として『恐コレ』編集担当が寄稿!

毎日新聞が運営する映画情報サイト「ひとシネマ」。
その中の、「原作激推し」は、「出版社が映画化したい! と妄想している原作本を担当者が紹介。」(本文より)するコラム。
今回、『恐怖コレクター』の編集担当が寄稿してくれました。
特に、映画・映像関係の皆様、是非ご一読を!

名画座「三鷹オスカー」1980年3月のラインナップ。1週目はロシア映画3本立て。

三鷹オスカーの1980年のラインナップが出てきました。

といっても、脚本家の金子二郎さんがコレクションしていたものをお借りしてスキャンした代物で、このオリジナルは持っていません。
 3月4日~10日の番組が『母』、『僕の村は戦場だった』、『誓いの休暇』のロシア映画3本立てでした。『僕の村は戦場だった』、『誓いの休暇』は明確な反戦映画。自国の名作なのにプーチンは観たことないのか?
まあ、それはさておき、当時の三鷹オスカーは大人500円、学生300円、この「らいんあっぷ」や「ぴあ」、「シティロード」を持ってくると大人100円、学生50円引きになりました。しかも、指定席なんてありませんから、朝から最終回まで居ることが出来ました。
42年前とは言え、うちの劇場が人気だったのもうなずけます。
というか、うちのオヤジはこの低料金で会社の社員と、我々家族をよくぞ支えてくれたと敬服です。
三鷹オスカー80-3(1)ソ連映画 三鷹オスカー80-3(裏) 三鷹オスカー80-3(表)電話番号消し

久しぶりに『僕の村は戦場だった』、『西部戦線異状なし』をラックから取り出した。

アンドレイ・タルコフスキー監督『僕の村は戦場だった』を久しぶりに手に取った。
海辺ではしゃぐイワン少年と、それを優しく見つめる母親を描いたラストにひどく涙したのを思い出します。
プーチン大統領もこの名作を観ていると思うのだが……。

つい『西部戦線異状なし』もラックから出す。
仕事の締切があるので2時間12分の本作を観る余裕は無いが、主人公の第一次世界大戦のドイツ兵達が「俺はフランス人が好きだ。戦う意味なんて無い」、「でも、国のお偉いさんは歴史に名を残したいんだよ」、「だったら国のお偉いさん同士でこん棒で殴り合えば良い」そんな芝居があったのを思い出します。
本作は1930年度のアカデミー作品賞を受賞。でも、その数年後には第二次世界大戦が勃発。
ドイツ兵の話なのに英語で撮られた米国映画だったので、当時のドイツにはまったく響かなかったのでしょう。

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公開10周年『POV~呪われたフィルム~』の経験が舞台『六番目の小夜子』に生かされたかも?

昨日は、『POV~呪われたフィルム~』(主演:志田未来、川口春奈)公開から10年でした。
極力一人称のワンカットで怪異現象を見せることに苦心惨憺した経験が、今年の舞台『六番目の小夜子』に生かされた気がします。 映画『POV~呪われたフィルム~』特報
https://youtu.be/Qg0aK8v3KVQ

『POV』チラシ表1049 (2)

https://youtu.be/Qg0aK8v3KVQ

youtube.com
映画『POV~呪われたフィルム~』特報
志田未来と川口春奈が共演する、POV方式で撮影されたホラー映画。携帯電話向けの番組の「真霊動画特集」の収録を進めていた二人が、突然流れ始めた、川口の出身中学の映像を目撃。「その中学に行って浄霊をしなければならない」と霊能者の言葉を受け、スタッフと共に学校に赴く二人を襲う恐怖が描かれる。監督は『おろち』の鶴田法男。

1970年7月公開と同様『悪魔が呼んでいる』と『幽霊屋敷の恐怖/血を吸う人形』の2本立て鑑賞の至福。

2月16日発売BD『血を吸うシリーズ+悪魔が呼んでいる』の『悪魔が呼んでいる』と『幽霊屋敷の恐怖/血を吸う人形』を2本続けて鑑賞。
つまり、1970年7月に東宝でこの2本立てが初公開されたのと同じ番組を綺麗な画質で観られたわけです。
そんな至福の時が来るとは思ってもいませんでした。このBDを出してくれた東宝に深く感謝!
嬉しいので、1998年に出版された鷲巣義明・編「ホラーの逆襲」(フィルムアート社)を本棚から出してみました。この中で、私は『幽霊屋敷の恐怖/血を吸う人形』を大絶賛で紹介しているのです。
翌1999年に私は関西テレビ『学校の怪談/たたり』という単発オムニバスドラマに参加。
なんとそのドラマには『血を吸う』シリーズと『悪魔が呼んでいる』の山本迪夫監督と田中文雄プロデューサーも参加されていたのです。
打ち上げの席でご挨拶をさせていただき、山本監督と田中プロデューサーに「サインをもらえませんか?」と「ホラーの逆襲」を差し出したら、お二人は快諾してくださったのでした。
しかも、『リング0』を撮る前のビデオ映画『ほん怖』と『亡霊学級』くらいしか実績がなかった私に「ホラーの巨匠」などと山本迪夫監督は記してくださり、田中プロデューサーもわざわざ「血を吸う…」と書き添えてくださり涙が出ました。
それにしても、『悪魔が呼んでいる』と『血を吸う人形』を立て続けに観ると、山本迪夫監督は日本のマリオ・バーヴァですね。シリーズ3作目『血を吸う薔薇』以降は『太陽にほえろ!』などのテレビで活躍されましたけど、バーヴァのようにもっと色々なホラーやサスペンス映画を撮ってもらいたかったです。
『血を吸う』シリーズは海外でも高い人気を誇っているし、山本監督と田中プロデューサーの仕事はもっと評価されるべきだし、日本の映画界ももっとリスペクトするべきだと思います。
https://www.toho.co.jp/dvd/item/html/TBR/TBR31271D.html
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