久しぶりに『僕の村は戦場だった』、『西部戦線異状なし』をラックから取り出した。
アンドレイ・タルコフスキー監督『僕の村は戦場だった』を久しぶりに手に取った。
海辺ではしゃぐイワン少年と、それを優しく見つめる母親を描いたラストにひどく涙したのを思い出します。
プーチン大統領もこの名作を観ていると思うのだが……。
つい『西部戦線異状なし』もラックから出す。
仕事の締切があるので2時間12分の本作を観る余裕は無いが、主人公の第一次世界大戦のドイツ兵達が「俺はフランス人が好きだ。戦う意味なんて無い」、「でも、国のお偉いさんは歴史に名を残したいんだよ」、「だったら国のお偉いさん同士でこん棒で殴り合えば良い」そんな芝居があったのを思い出します。
本作は1930年度のアカデミー作品賞を受賞。でも、その数年後には第二次世界大戦が勃発。
ドイツ兵の話なのに英語で撮られた米国映画だったので、当時のドイツにはまったく響かなかったのでしょう。





