negoto

『トゥルーノース』をDVD再見。『ゼロ地帯』を思い出した。

土曜の朝、『トゥルーノース』をDVDで再見。
朝から観るにはしんどい内容だけど、やはり良く出来た作品だと思う。清水ハン栄治監督は長編映画を作るのは初らしいが、「どんでん返し」を最初から仕掛けるアイディアとかよく思いついたと感心。
主人公が生きるために魂を売る行為に出たり、ささやかな友情が育まれたりなどのストーリーは、伊仏他合作『ゼロ地帯』を参考にしているのだろうと思う。
『ゼロ地帯』は、ナチスの強制収容所に収監されたユダヤ人少女の悲惨な運命を描いたスーザン・ストラスバーグ主演、米国アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作。中高生の頃にテレビで鑑賞。
『ゼロ地帯』を検索したら今年7月に「復刻シネマライブラリー」からBD&DVDが出てたのですね。知らなかった。
『トゥルーノース』の公開に刺激されたのかしら?
でも、少年だった自分は『ゼロ地帯』を観た後、一週間くらいうなされた記憶があるし、今もあのラストを思い出すと憂鬱になる。見返したくなったけど、再見するのが怖い。
『トゥルーノース』は『ゼロ地帯』に比べたら救いがあるし、やはりアニメだからリアルすぎないので観やすい。
https://www.amazon.co.jp/…/ref=cm_sw_em_r_mt_dp…
71msAcVzYJL._AC_SY445_ 81iqDnQ07kS._AC_SX342_

登録者数60万人超えの人気YouTuber「kouichitv」のホラー?『KIENAI(消えない)』試写鑑賞。

札幌国際短編映画祭で特別賞受賞など、独特のショートムービーで登録者数60万人超えの人気YouTuber「kouichitv」(写真:パーカーの男性)が手がけたホラー?『KIENAI(消えない)』試写鑑賞。
Jホラー演出なのに、クスクス笑える新鮮な作品でした
主演は、澤田和宏(写真:黒シャツの男性)と中村更紗(赤系衣服の女性)。
この奇妙なポーズは本編を見れば分かります
製作・著作は「埼玉県/SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ」。
31日、21時、koichiTV内で配信開始↓(無料)
https://www.youtube.com/user/kouichitv
予告編
https://youtu.be/13eHuCLJ8jg
写真の半袖白シャツの女性は、試写の司会を務めた女優、大澤有紗。
20211029_111916085_iOS20211029_112236992_iOS 20211029_112345557_iOS 20211029_113518672_iOS

視聴率のことしか考えていないテレビはますます衰退する。

カズレーザーさんは正しいですね。
この記事の論点とは少しズレるのですが、テレビは社会や大衆に問題を投げかけるだけでなく、それを改善する努力をしないと存在する意義が薄れると思いました。
実際、視聴率至上主義でやってきたテレビ番組は衰退をはじめて、文化的価値や社会的意義を考えながら内容を構築してきた番組が生き残っている。
かつては各地上波局がゴールデンタイムに映画番組枠を持っていましたが、ほとんどが消滅。しかし、日本テレビ「金曜ロードショー」だけは今も続いていて、今週は評価の高い『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の再編集版を放映するそうですからね。
大ヒット作『鬼滅の刃』や『エヴァ』などならゴールデンタイム放映は当然でしょうけど、評価が高いものの『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』はそこまでのヒットを放っているわけではないですからね。
数字は大切だけど、数字しか見てないと、それを作り出している人の心を蔑ろにしてしまう。
人間そのものとその人たちが生み出す作品を大切にすることが、文化や社会を発展させるのだと思います。

21年10月25日、『岡村洋一のシネマストリート』(かわさきFM)鶴田法男出演部分、全動画。

●21.10.25、鶴田法男出演『岡村洋一のシネマストリート』(かわさきFM)その①。

小説『恐怖コレクター』、マンガ版「月刊コミックジーン」連載&「ヨメルバ」無料公開中。 https://tsubasabunko.jp/product/kyofucollector/
総監督の舞台『六番目の小夜子』22年1月公演。
http://sayoko-is-back.jp
●21.10.25、鶴田法男出演『岡村洋一のシネマストリート』(かわさきFM)その②。
小説『恐怖コレクター 巻ノ十七 消えた村』(角川つばさ文庫)の4話目『赤い紙、青い紙』の冒頭部分を、岡村洋一さん他の皆さんで朗読してみました。
おじさん、おばちゃんなのはお許しを(;゚ロ゚)
●21.10.25、鶴田法男出演『岡村洋一のシネマストリート』(かわさきFM)その③。
最近やっと観た『竜とそばかすの姫』を絶賛しつつ、『恐怖コレクター 巻ノ十八』の発売が早くも…。 年内にこの番組に再びお邪魔しそうな気配が……
 かわさきFM https://kawasakifm.co.jp

フジテレビ『ほん怖』23日(土)21時放映。お昼放映『傑作選』は7話中5話が鶴田法男演出作品!

23日(土)21時より、フジテレビ『ほんとにあった怖い話 2021特別編』が放映。今回、私が関わった新作はありませんので、私も大変に楽しみです。

 そして、お昼には『傑作選』が放映されます。その7話中の5話が私の演出作品ですので、少し解説します。

 ◆フジテレビ『ほん怖 恐怖の傑作選』

2021年10月23日(土) 13:35~15:25 放送

https://www.fujitv.co.jp/b_hp/honkowa_pr/index.html/

【放映作品】

▽死ねばよかったのに ▽のびる腕 ▽二時四十五分の泣き声 ▽別荘ニテ待ツモノ ▽オバケじゃないもん ▽姉さん ▽コール

 

  • 『死ねばよかったのに』(2004/主演:田中哲司、脚本:三宅隆太、演出:鶴田法男)

■レギュラーシリーズ『ほん怖』は、2004年1月10日、土曜日から放送が始まりました。その記念すべき1回目に放映されたのが本作。オチのインパクトはかなりだったと思います。本作を1回目に放送したのがその後の長期シリーズ化に繋がったのかも(笑)。主演は後に仲間由紀恵さんのご主人になる田中哲司さん。田中哲司さんは2003年の『真夜中の徘徊者』(主演:阿部寛)にも出演されています。

 

  • 『のびる腕』(2004/主演:真木よう子、脚本:清水達也、演出:星野和成)

■OV版『ほん怖』シリーズを製作していた1991年当時の原作コミックの長谷川編集長が、「この手紙はとてもゾッとした」とおしゃっていた作品です。ですから、いつか自分の手で映像化したいと思っていましたが、諸事情で星野和成監督に委ねることになりました。2000年のフジテレビ『ほん怖2』から助監督として参加してくれた星野和成監督は、現在、テレビ朝日『刑事7人』の他、多数のテレビドラマを手がけ、『チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像』(2014)では映画にも進出しています。

 

  • 『二時四十五分の泣き声』(2004/主演:山口香緒里、脚本:長津晴子、演出:鶴田法男)

■本作がフジテレビで再放送されたことは無いはずなので貴重な再放送です。本作は脚本の長津晴子さんが以前、友人から教えられたという話を基にしたので原作コミックにはありません。ただし、レギュラーシリーズの一番忙しかった頃に撮ったので、実は自分でもあまりよく覚えていません。当時は、午前中と午後で「別の話」を撮る事もあったので、とにかく撮影して完成させることで精一杯でした。

 

  • 『別荘ニテ待ツモノ』(2004/主演:永井大、脚本:清水達也、演出:鶴田法男)

■原作の鯛夢さんの漫画が強烈だったのでドラマ化することになった作品です。放映当時、「とても怖い」と評判になりましたね。ホラー好きの方なら分かると思いますが、ピーター・メダック監督、ジョージ・C・スコット主演『チェンジリング』へのオマージュで撮ったショットがあります。このワンショットのためにわざわざ水深の深いプールを借りて撮りました。当時は贅沢が出来ましたね。なお、2016年の『誘う沼』(主演:柳葉敏郎)も同様のシチュエーションですが、こちらはジョン・ハンコック監督『呪われたジェシカ』のオマージュのつもりで撮っていますので似て非なるものです(笑)。

 

  • 『オバケじゃないもん』(2005/主演:笑福亭笑瓶、脚本:三宅隆太、演出:鶴田法男)

■笑福亭笑瓶さんの実体験をご本人でドラマ化した本作も、フジテレビの「傑作選」ではほとんど再放送されてこなかった貴重な作品です。本作は、登場人物が多いし、シチュエーションも色々とあって、非常に贅沢な作りで今見ても面白いと思います。

 

  • 『姉さん』(2004/主演:岡本綾、脚本:長津晴子、演出:鶴田法男)

■茨城県のとある団地の壁に存在した不可解な染みにまつわる話をドラマ化。この団地での不幸な事故が染みに絡んでいることを説明するシーンを、ヒッチコックの『レベッカ』風演出で撮ったのが思い出深いです。1999年の『学校の怪談/たたり』以来の岡本綾さんとの仕事で楽しかったのですが、後に引退されてしまい残念でした。新人だった田中圭さんが岡本綾さんの恋人役で出演してるのが貴重ですね。

 

  • 『コール』(2017/主演:北川景子、脚本:酒巻浩史、演出:森脇智延)

■自分が撮るつもりでプロットを書き上げていた作品ですが、2017年は中国から招かれて映画作りに取り組んでいた真っ最中だったので、フジテレビ『ほん怖』の助監督を10年以上努めてくれた森脇智延監督に委ねました。

 

フジテレビ『ほんとにあった怖い話 2021特別編』は23日(土)、21時~23時10分放映。お楽しみに。

https://www.fujitv.co.jp/honkowa/