寝言

視聴率のことしか考えていないテレビはますます衰退する。

カズレーザーさんは正しいですね。
この記事の論点とは少しズレるのですが、テレビは社会や大衆に問題を投げかけるだけでなく、それを改善する努力をしないと存在する意義が薄れると思いました。
実際、視聴率至上主義でやってきたテレビ番組は衰退をはじめて、文化的価値や社会的意義を考えながら内容を構築してきた番組が生き残っている。
かつては各地上波局がゴールデンタイムに映画番組枠を持っていましたが、ほとんどが消滅。しかし、日本テレビ「金曜ロードショー」だけは今も続いていて、今週は評価の高い『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の再編集版を放映するそうですからね。
大ヒット作『鬼滅の刃』や『エヴァ』などならゴールデンタイム放映は当然でしょうけど、評価が高いものの『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』はそこまでのヒットを放っているわけではないですからね。
数字は大切だけど、数字しか見てないと、それを作り出している人の心を蔑ろにしてしまう。
人間そのものとその人たちが生み出す作品を大切にすることが、文化や社会を発展させるのだと思います。