今年で11年目のコザクラインコのゴンベちゃん。
私の住むマンションは犬猫のペットは禁止なので、我が家には「ゴンベ」という雄のコザクラインコがいる。生まれて間もないゴンベがうちに来たのは、私が『リング0』の撮影を終えて編集作業に取り組んでいた1999年12月だった。だから、ゴンベは既に10年以上も元気に生活を共にしてくれている。コザクラインコの寿命は5年?15年だそうだから、長生きをしてくれている方だと思う。なにしろ、私と家内にとっては今年7歳の娘よりもゴンベとの付き合いの方が長いので、ちょっと不思議な感じがする。家内と結婚して今年で24年になった。ゴンベが来る前の13年間にセキセイインコとコザクラインコを数羽、ゴールデンハムスターも何匹か飼ったが、みんな長くて4年、短いと1年も経たずに逝ってしまった。家内も私もしっかり面倒をみているつもりなのだが、やはり小動物はちょっとした不調で去っていくので辛い。
そういえば、私が面倒をみて半年ほど経ったゴールデンハムスターは、ある朝、息が荒いので慌てて近くの獣医師に連れて行こうとしたものの、その道のりで息が止まってしまった。この時は本当に辛かった。だから、ゴンベが元気にこれだけ長生きしてくれているのが本当に嬉しいし、深く感謝したい。うちの娘は大人に「姉妹はいるの?」と尋ねられると、「いる! インコのゴンベちゃん」と答えて常に我々を困惑させている。それだけにゴンベちゃん、これからもどうぞ長生きしてね。