寝言

『花束みたいな恋をした』作中に登場した色々と自分の関わりをほじくり返したくなった。

『花束みたいな恋をした』鑑賞。
リチャード・リンクレイター作品や、ノア・パームバック作品を引き合いに出す人が多いらしいけど、オヤジの自分は一世代前のノーラ・エフロン作品を思い浮かべました。
全体としては『恋人たちの予感』の印象で、映画ネタのあたりは『めぐり逢えたら』の『特攻大作戦』談義で盛り上がるシーンとか彷彿とさせてくれて楽しかったなあ。
要するに、日本映画でこんな気の利いた恋愛映画が観られる日が来るとは思ってなかったということですね。
もちろん、坂元裕二脚本、土井裕泰監督、菅田将暉、有村架純主演という段階で期待は充分に出来たけど、ここまで楽しめるとは予想してなくて、見終わって数時間経っても浸ってます。
そして、『シン・エヴァ』の公開延期で起きた拡大公開とのことですが、東京テアトル、リトルモア配給作品が全国興収No.1になったのが素晴らしい。
で、作中に登場した色々と自分の関わりをほじくり返したくなってしまいました。
未見の方は「???」でしょうが、お許しを。
押井守監督との2ショットは、私がスーパーバイザーを務めていた「三鷹コミュニティシネマ映画祭」にお越しいただいた時のもの。10年前ですね。
公開が控えていた自作『王様ゲーム』のチラシを押井監督にお渡ししたら、いきなりこんな風に構えていただいて恐縮しきりでした。
『花束みたいな恋をした』はTBSスパークル、『王様ゲーム』はBS-TBS作品、しかも、『花束みたい~』には三鷹フィルムコミッションと、三鷹芸術文化センターが協力してますから、ここで紹介するのも変でないでしょう。
そして、静岡県のファミレス「さわやか」の「げんこつハンバーグ」。
『花束みたいな~』にも協力している静岡まきのはらフィルムコミッションに全面的にお世話になったTVシリーズ『悪霊病棟』や映画&OV『Z-ゼット-』の制作中に何度か食べました。旨い!
そういえば、『悪霊病棟』はMBS作品だからこれもTBS系列ですね。
作中登場した書籍で直ぐに出てきたのが『宝石の国』(5巻目なのに深い意味は無いです)。あ、ところで、劇中の麦くんと同様、途中までしか読んでいない『ゴールデンカムイ』はどこに行ったのか?
で、昨日、思わず買ってしまったパンフレット。900円に一瞬躊躇したものの、かなり凝った内容なので、これはお買い得ですよ。
それで、自分の作品のことを考えろよ! って感じですけど、素敵な作品との出会いがなによりの仕事のカンフル剤です。特にこのコロナ禍ですとなかなか思うに任せませんからね。
よし、がんばろ!
https://youtu.be/xxFYZFzAKbM
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