寝言

【7日間、映画チャレンジ】、H2Bロケット9号機と新海誠監督『秒速5センチメートル』

【7日間、映画チャレンジ】
●適当にゆる~くやりますので、毎日1本ではなく間が開く日もあるかと思います。
●「#stayhome のバトン疲れ」も報道されているので、お声がけはしないようにします。
●ただし、もしご興味がある方はご連絡をください。
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5日目です。
20年5月21日、種子島宇宙センターからのH2Bロケット9号機が打ち上げられました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl…

ロケットのことは詳しくないですが、その映像を見たら、やはりどうしても新海誠監督の『秒速5センチメートル』を思い出してしまいます。

「連作短編アニメーション」という冠がタイトル前に付いている本作は、第一話『桜花抄』、第二話『コスモナウト』、第三話『秒速5センチメートル』という三話の短編から成り立っています。
その中の第二話『コスモナウト』は種子島宇宙センターの近くに住む女子高生の淡く切ない恋物語なのですが、そのクライマックスでロケットが打ち上げられるわけです。

『ライトスタッフ』や『アポロ13』などで迫力満点のロケット発射は映画で観てきましたけど、青春映画にロケット発射がこうも見事にフィットするものかとただただ目を見張り魅了されました。

『ほしのこえ』の時から凄いと思っていましたけど、輝く才能の塊が新海誠監督ですね。

その後、『君の名は。』が空前の大ヒットになり、日本が世界に誇るアニメーション映画の巨匠になられたのは当然でしょう。

新海誠監督作品の素晴らしさについて語るのは、もはや野暮でしかないです。
なので、『秒速5センチメートル』を2007年公開時に鑑賞したときに、その興奮と悔しさを自分のサイトに書き留めていたのでそちらをお読みください。
http://www.howrah.co.jp/tsuruta2/?p=464#more-464

また、私がスーパーバイザーを務めていた「三鷹コミュニティシネマ映画祭」(一昨年より休祭)で2016年に新海誠監督特集と片渕須直監督特集を開催するという奇跡の上映会を行ったときに記した短い駄文もありますので、よろしかったらお読みください。
http://www.howrah.co.jp/tsuruta2/?p=1019

なお、私の小説『恐怖コレクター』はKADOKAWAの児童レーベル「角川つばさ文庫」から出ていますが、新海誠監督の小説もルビなどを振った児童向けバージョンが同レーベルから発売されています。
2016年、三鷹にお越しいただいたときに、新海監督が『恐怖コレクター』、私が『君の名は。』を持ってちゃっかり撮らせてもらった2ショットが今は宝物です。

それと、5月27日にいよいよ『天気の子』のディスクが発売されますね。それを最後に記しておきます。
https://www.tenkinoko.com/

では、また。
IMG_7389角川つばさ文庫『君の名は。』と『恐怖コレクター』