全米大ヒット『ゴジラ-1.0』は米国アカデミー賞ノミネートもいけると思うが一抹の不安も……。
『ゴジラ-1.0』は米国アカデミー賞ノミネートの可能性は充分にあると思う。
『ゴジラ-1.0』全米大ヒットで、諸外国が日本映画に目を向けるし、日本も海外に目を向けるかも! これからが楽しみ!
『ゴジラ-1.0』、全米3位ですね。それでも快挙ですね。日本で公開中の作品が全米3位に入ったなんて前例がないと思います。しかも字幕上映ですよね。
20年前、ニューヨーク・トライベッカ映画祭で、つのだじろう『恐怖新聞』を映画化した自作『予言』上映後の質疑応答で、「『リング』や『呪怨』を米国でわざわざリメイクして上映するのはなぜなのでしょう? 米国人は字幕が読めないバカなのでしょうか?」と米国人に質問されて答えに窮した事があったものです。日本と違って米国では字幕版が全国公開される事はまず無かったですからね。
しかも、当時はアジア映画が米国千館以上で上映されるなんて考えられなかった。でも、『パラサイト』のアカデミー作品賞受賞などで米国人観客の意識も変わってきたのでしょうね。
今まさに米国でパラダイムシフトが起きているのでしょう。
清水崇監督『THE JUON/呪怨』、中田秀夫監督『ザ・リング2』が全米興収No.1になった時は、大変な偉業を成し遂げたのに日本のマスコミはスポーツ新聞が大きく報じたくらいで、その他はほとんど騒がずでガッカリでした。
でも、今回は純粋な日本映画で、現在日本で公開中なだけに、大きく報じてくれる気がします。
アニメ以外は韓国映画、インド映画などの影に入ってしまった日本映画ですが、韓国やインドが優れているというよりも、日本が内向きになってしまってたことが、アジア諸国に水をあけられた理由だと思います。
メガヒットが出ると諸外国の映画界が日本に目を向けるでしょうし、日本の映画界も海外に目を向けるでしょうから、これからが楽しみです。
『恐怖コレクター』の英語版『①』と韓国語版『⑨』が届きました。とても嬉しいです



外的環境から12月1日の北米興行で『ゴジラ-1.0』は、大化けする可能性があると思ってます。
私は賞賛しているけど、完全否定の方々も多い『ゴジラ-1.0』。
内容はさておき、外的環境から12月1日の北米興行で『ゴジラ-1.0』は、大化けする可能性があると思ってます。
というのも、先日、若い映画ライターさんに、70年代の『呪われた森』、『マタクンベの黄金』などのディズニー映画がいかにダメだったかを語っていてふと思ったのですが、テレビが台頭を始めた60年代からはディズニーに限らず既存の価値観で作られたミュージカル、西部劇などが軒並み不振に陥りハリウッドも困窮していました。
しかし、それを救ったのが『エクソシスト』、『ジョーズ』、『スターウォーズ』、そして『燃えよドラゴン』などの、以前はマイナーだったホラー、スリラー、SF、それにアジア人主演映画だったわけです。つまり、70年代に米国映画界でパラダイムシフトが起きた。
それを考えると、現在は動画配信が台頭して、スピルバーグが「現在のヒーロー映画はかつての西部劇と同様の末路をたどる不安がある」と警告していたMCUの新作『マーベルズ』の北米での記録的不入りでその予言通りになり始め、一方、韓国エンタメやインド映画『RRR』などのアジアが注目されている現在ですから、日本人監督、キャストの生粋の日本映画『ゴジラ-1.0』が大ヒットする下地は出来ている気がします。
『ゴジラ-1.0』の内容は日本人的には複雑な気持ちになる部分は多いとしても、ドラマ的には海外の人には受け入れやすく作られていると私は思います。
世界ではアニメばかりが注目されている近年の日本映画。でも、実写映画もどんどん世界で大きな興収を上げて欲しいと願います。
自分は大した実績を残せていませんが、「Jホラー」という日本の実写映画を世界に発信してきた一人として、それを切に願います。







