寝言

100年後も残る映画に出会えた幸せを祝いたい。映画『この世界の片隅に』。

試写で拝見。自分が日本映画の片隅に居ることを誇りに思う。「三鷹コミュニティシネマ映画祭」実行委員の片渕須直監督作品への熱い想いが実って、来月23日(水/祝日)に監督をお招きして『マイマイ新子と千年の魔法』、『アリーテ姫』の2本の監督作を上映する光栄を得られたのだけど、私は片渕監督にご挨拶できないな。見終わった今もボロボロ涙が出てきてしまって、この作品をお創りになった監督のお顔を見たらそれだけで号泣してしまいそうだ。戦時中の話だから哀しいことがいっぱい起きる。ささやかな幸福もいっぱいある。それを当たり前の様に描いていく真摯な姿勢に深く感動させられました。100年後も残る映画に出会えた幸せを祝いたい。公開が始まったら中学生の我が子も、80過ぎの親も劇場に連れて観に行きたい。
『この世界の片隅に』公式サイト