私がHRSフナイ(船井電機のビデオソフト販売会社)に勤めるキッカケになった『ジャグラー/ニューヨーク25時』が12月5日、リバイバル上映決定!
私がHRSフナイ(船井電機のビデオソフト販売会社)に勤めるキッカケになった『ジャグラー/ニューヨーク25時』が12月5日、リバイバル上映決定!
1985年、フナイがビデオソフト市場に参入と耳にして面接に行ったら既に本作のジャケットが出来てたので、本作の面白さを熱く語ったら「明日から来てくれ」となりました

正確には本作だけでなく、ジョン・カーペンター処女作『ダークスター』、ロバート・デ・ニーロ初期主演作『バング・ザ・ドラム・スローリー』、『BTTF』の元ネタと言われているザ・モンキーズのマイク・ネスミス製作、フレッド・ウォード主演『タイムライダー』などの日本未公開になっていた幻の作品が既に買い付けられていたのです。
で、それらがビデオでも見られるのは本当に素晴らしいことだと夢中になって語ってしまったのでした。なにしろ、会社の人たちはアメリカの買い付け業者に薦められるままに買ってしまっただけで、これらの作品の真価に気づいていなかったのです。だから、その真価を気づかせようと、マジで夢中になって語りましたね

話がそれますが、私が小学5年生の時に大映が倒産して、大映一家だった鶴田家は辛い目に遭ったので、母親は「映画なんて道楽業よ。興味を持ったら生活できないわよ!」と、日々、私に口を酸っぱくして言ってました。
それなのに、映画が面白くて仕方なかったので隠れるようにして映画観たり、映画雑誌を読んでましたが、これは意味の無い知識だと思ってました。
ところが、この時の面接で、そのくだらない無駄な知識が大変に役に立つと気づいて、天にも昇る気分でしたね

閑話休題。
『ジャグラー/ニューヨーク25時』は、船井電機からVHSとβソフトが発売されて以降、権利の問題から永らく幻の作品になっていました。
いよいよ、その70年代型ハリウッド超疾走アクション大傑作『ジャグラー/ニューヨーク25時』が再見できる日が来たのです。
ちなみに、この4K版を配給するザジフィルムズの志村社長は、HRSフナイの私の後輩です。今までも素晴らしい作品を多数手掛けてきましたし、本当に尊敬できる映画人のお一人です。