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【再投稿】12月8日(火)、テアトル新宿、映画『おろかもの』上映終了後に作品の応援で登壇します。

12月8日(火)、テアトル新宿、映画『おろかもの』上映終了後に作品の応援で登壇させていただきます。
昨年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で観て大変に魅了されたので、劇場公開を心待ちにしておりました。
以下は、昨年の自分のサイトからのコピペです。
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「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019」で芳賀俊・鈴木祥監督、沼田真隆脚本『おろかもの』鑑賞。
まるで芥川賞、直木賞の受賞作をハードカバーで読んだような充足感。映画祭の最後の上映で凄いものを観てしまったと心が舞い上がるばかり。
結婚を一ヶ月後に控えた兄が、実は婚約者以外の女とも付き合っている事を知った女子高生・洋子。そして洋子は、兄とその浮気相手・美沙の姿を盗撮するが……。そこから始まるサスペンス風ドラマ。
主人公の女子高生・洋子(笠松七海)のクロースアップから入るファーストカットから既に映画的世界が構築されて、もう一人の主人公、兄の浮気相手・美沙(村田唯)の初登場カットがスパゲティを食べるクロースアップなのも強烈。明らかに狙った演出がことごとく上手くはまっている。なにより常にカメラが登場人物の気持ちを捉えようとしていることに魅入られる。とにかく撮影のレベルが高い。
しかも、ともすれば開き直って怖ろしい事になりそうなダメ人間たちを描く脚本が緊張感に溢れていて、一時も目が離せず感服だった。
微妙すぎる愛を描いた『愛がなんだ』があれだけのヒットになるのなら、本作も一般公開されれば話題になる気がする。