寝言

『激突!』、『スプラッシュ』、『ターミネーター』、頑張ろ!

仕事の資料で観たい作品を探してたらこんな3本が揃ってしまいました。

製作中はまったく期待されてなかったけど、公開後は関係者の人生だけでなく、映画業界も大きく変えた新人監督達の出世作。

前作の『殺人魚フライング・キラー』がまったく思うように作れず、評価されていなかったキャメロンが低予算で作ったのが『ターミネーター』。基本的にはB級映画ですよね。

映画監督志望の若いスピルバーグが、実績を作るために続けていたTVディレクター業の中で手がけたのが、『激突!』。
日本などでは劇場公開されたけど、基本はTV映画だったのは皆さんよくご存じの通り。

人気俳優だったロン・ハワードが監督に転じて3作目の『スプラッシュ』は、ハリウッド・メジャーにことごとく断られた企画で、当時、倒産寸前だったディズニーに持ち込んで、低予算でやっと製作した映画。
今の若い人は信じられないでしょうけど、80年代初頭、ディズニーは倒産寸前と言われていたのに、本作とアニメ『リトル・マーメイド』のヒットで復活したのでした。両方とも「人魚映画」というのがなんだか運命的です。

この3本を見ると、あきらめずに自分が信じることに打ち込めば、ある日、運の女神が微笑む、と励まされます。
それに、社会の価値観も変わるので、今がダメだから未来もダメと決めつけるのはせっかちすぎるとも思います。

色々と大変なことも多いけど、頑張ろ!
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