寝言

役者の不倫でテレビドラマの内容の改変に思うこと。

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『カメラを止めるな』の中でも登場した「テレビは作品じゃなくて番組なんだ」という台詞は、テレビ業界で仕事をするとたまに耳にする文言です。
『病院で念仏を唱えないでください』を観てないけど問題の女優さんの出演シーンをカットして放映したということなんですかね?

だとすると、作り手の皆さんのお気持ちを考えると、なんともやるせなくなります。

不倫は良くないです。

でも、「ここまでしないとならないのかなぁ?」と疑問には思ってしまいます。

もちろん、民放テレビの場合、スポンサーありきで成り立っているから仕方ない側面もあるわけですが、作品は作品ですからね。

問題を起こした男優さんはそこそこ売れっ子でしたから、既に完成している映画やドラマが作り直しになったり、公開や放映が延期や中止になったりなどという事が起きないことを願うばかりです。

ところで、今回の件で小規模公開だった『寝ても覚めても』という作品を知った方も多いのではないかと思います。純粋に楽しむのは難しくなってしまったでしょうけど、私は高く評価してますし、カンヌにも行ったほどの作品ですので、機会があったらご覧になってみてください。

いずれにしても、三谷幸喜さんが大河ドラマの制作発表でおっしゃっていた「自分はヤバいかなぁ、と思う役者さんはオファーを断ってください」ということですかね。

一番可哀想なのは作品ですからね。

もちろん、作り手もしっかりした心持ちで仕事をしていかないとならないですけどね。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6349194