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『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』は『七人の侍』以来の大ごとじゃないかと!

光栄なことに真木太郎プロデューサーからお誘いを頂き、『この世界の(さらにいくつもの)片隅に【特別先行版】』を試写鑑賞させていただいた。
一般向けには「東京国際映画祭2019」でしか上映されない貴重なバージョン。この【特別先行版】は『この世界の片隅に』より30分長い2時間40分ですが、12月20日より公開になる完成版は2時間50分になるのこと。
この尺を聞いて尻込みする方がいらっしゃるかも知れません。しかし、畏れる事はなにひとつありません。
2時間40分がいつまでも終わって欲しくなかったし、早く2時間50分に浸りたくなりました。
戦時下の呉と広島の物語で、辛い世界が描かれているのに、なんとも愛おしい『この世界の片隅に』の魅力が、まさに「さらにいくつも」深く強固になっている。
もはや別物の作品と言っても過言ではありません。
追加された様々によって既に熟知している物語や人物、小道具の様々な描写の意味が深化しつつ進化しており、3年前の感動とは違う生涯忘れられぬ新たな感動に打ちのめされます。
短いバージョンも長いバージョンも共に大傑作というのは160分版と207分版が存在する『七人の侍』以来のおおごとじゃないかと思います。
まだ2時間50分版が完成していないのに時期尚早ですが…。
とにかく、12月20日が心底楽しみです。
それにしても、すずさんとリンさんの2ショットのチラシを見ただけで涙が溢れてしまいます。困った……(汗)
https://2019.tiff-jp.net/ja/lineup/film/32SPS10

https://youtu.be/kxH9FN1ZhaU/

https://youtu.be/kxH9FN1ZhaU/