寝言

BD『ビッグ・マグナム77 コレクターズ・エディション』見本をいただいた! 嬉しい!

なんと! スティングレイさんからBD『ビッグ・マグナム77 コレクターズ・エディション』の見本が届いてしまった! 心底嬉しい! ありがとうございますm(__)m
仕事が立て込んでいるので特典他の全編を見られるのはちょっと先になるのだけど、「日本語吹替テレビ放映版完全再現再生」がどうしても気になって見たら、ほんとに「完全再現再生」を目指していて、本編が始まる前に「今夜の見どころ」や「このあとすぐ!」のテロップが入ったダイジェストが再現されていてあまりの懐かしさに感涙 (>_<)
初テレビ放映は「水曜ロードショー」でしたから、この後に水野晴郎氏の解説が始まれば完璧なんですが、それは脳内記憶で補完しました
(文字だけでこの凄さを伝えるのが難しいので画面撮りを掲載。クレームが付いたら削除する可能性有り)
で、スティングレイの岩本克也代表の16頁のブックレットに記された本作の製作背景と、BD化までの艱難辛苦の熱い解説を読んでいたら、「アメリカ版予告編」の異質性について書かれていたので、早速拝見して、「なんだこれ!」と超絶ビックリ (゚ロ゚)
本作は1976年の作品だから、1980年のケン・ウィダーホーン監督(後に『バタリアン2』監督。ただし『ボディダブル』はプロデューサーだったブライアン・デ・パルマの都合で下ろされる)、ジェニファー・ジェイソン・リー(ビッグ・モローの娘、最近はナタリー・ポートマン主演『アナイアレイション』に出演)の映画デビュー作にして傑作スリラー『他人の眼』はこの予告にインスパイアされて出来たんじゃないかと邪推したくなるような、驚くべき代物でした。
そして、16頁のブックレットに記されていた40年の歳月を経て知る数々の驚くべき事実 ( ・_・;)
カナダとイタリア合作映画なので、監督のマーティン・ハーバードとは、てっきりカナダの無名監督と思っていたら、実は……だったり。撮影のアントニー・フォードが変名で、実はあの……映画監督だったり。アクション監督が実は日本の大変に話題になったCMを手がけた人物だったり。B級映画であってもこれだけ長く愛されている理由がよく分かるというものでした。
久しぶりに本編中盤の7分半にわたるカーアクションをつい見てしまったのだけど、これってジョン・フランケンハイマー監督、ロバート・デ・ニーロ主演のお話そっちのけのド迫力カーアクション映画『ローニン』に影響を与えてるんじゃないかと思いましたね。
そして、もちろん、『黄金の七人』、『昨日、今日、明日』の他、エットレ・スコーラ監督の『特別な一日』、『パッション・ダモーレ』、『ラ・ファミリア』なども手がける作曲家アルマンド・トロヴァヨーリの名曲もBDの鮮明な画質に流れてくると見事に映画をもり立てていて素晴らしいです。
学生時代、このサントラ盤を手に入れた時は心底嬉しくて、メインタイトル曲「Louise」に合わせて銀座や晴海埠頭などでロケして、男女の別れと再会を描いたミュージッククリップ風の8ミリフィルムの短編を撮ったものでした。ああ、懐かしい(^^ゞ

『ビッグ・マグナム77 コレクターズ・エディション』
http://www.allcinema.net/dvd/

メインタイトル曲 ↓
Louise (Una magnum special per Tony Saitta) – Armando Trovajoli – 1976
https://youtu.be/4PhLPnDdtrI
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