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「う」の入る『ほん怖』は鶴田法男が長年、手がけてきた『ほん怖』とはまったく無関係!

 

毎年、フジテレビ『ほん怖』放映の時期になると公開情報が出てくる「う」の入る『ほん怖』。

コミック「HONKOWA」(朝日新聞出版)を原作に、私が企画から立ち上げて1991年にJHV製作で発売したのがビデオ映画『ほんとにあった怖い話』シリーズ。同作は1999年からはフジテレビでドラマ化されて、今週末、土曜日の放映で20周年を迎えます。

一方、この1週間レイト公開される劇場用映画はJHV版、フジテレビ版とはまったく無関係です。

私が手がけてきた作品は『ほんとにあった怖い話』です。

このオムニバス劇場映画のタイトルは『ほんとうにあった怖い話』です。「う」が入ります。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191008-00000031-mantan-ent.view-000

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191008-00000031-mantan-ent.view-000/

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191008-00000031-mantan-ent.view-000/

『リング0』と鶴田法男について素敵な賞賛と紹介を頂きました。

『リング0』と私、鶴田法男について素晴らしい賞賛をしてくださって心より感謝です。
信用できる映画人がこぞって絶賛する『ジョーカー』を早く観に行かないと!
https://cinema.ne.jp/friday/zero2019100417/?fbclid=IwAR3B0Cdf6d2V7ASAYG7TWunrnuvxSAjgEQToG5gZ3yVhOz9KJw-0rsf6Oco

https://cinema.ne.jp/friday/zero2019100417/?fbclid=IwAR3B0Cdf6d2V7ASAYG7TWunrnuvxSAjgEQToG5gZ3yVhOz9KJw-0rsf6Oco/

https://cinema.ne.jp/friday/zero2019100417/?fbclid=IwAR3B0Cdf6d2V7ASAYG7TWunrnuvxSAjgEQToG5gZ3yVhOz9KJw-0rsf6Oco/

 

10月4日深夜、フジテレビ『ほん怖 傑作選』放映作品解説。

本日(10月4日)もフジテレビ深夜(26:25~27:25)で、『ほん怖 傑作選』が放映。

 
●『迷子』(2004年/主演:佐々木蔵之介、演出:鶴田法男)
コミック『ほん怖』の巨匠漫画家、鯛夢さんの原作が秀逸だったので、本誌掲載直後にドラマ化が決まった作品。でも、子供の幽霊はどうしても『呪怨』の俊雄くんとイメージがダブるので悩みましたね。今観ると私の演出の迷子ぶりが露呈するかも…。15年ぶりの佐々木蔵之介さんの『ほん怖』出演で放映されるのでしょうが、再放送は久しぶりですから要チェック。
 
●『のびる腕』(2004年/主演:真木よう子、演出:星野和成)
明日からWOWOW放映ドラマ『トップリーグ』でメイン監督を務め、映画監督でもある星野和成監督作品。星野監督は2000年の『ほん怖2』から助監督で参加してました。コミック『ほん怖』の長谷川編集長が「元の投書が凄くリアルで怖いんです」とビデオ版を作っていた時に教えてくれた原作なので、自分が映像化するつもりでしたが、諸事情でかなわず、ちょっぴり残念でしたね。
 
●『幽惑ドライブ』(2007年/主演:増田貴久、演出:鶴田法男)
『真夜中の徘徊者』(主演:阿部寛)、『顔の道』(主演:佐藤健)と並んで再放送回数が多い人気作。電話ボックス、自動販売機は、すべて美術部の仕事。夕方に電話ボックスを建て込んで日没後に撮影開始したが、突然の降雨。仕方なく、雨が目立たないように誤魔化しながら撮ったのをいまだによく覚えてます。冒頭カットをよく見るとかなりの雨が写っているので、今日の再放送でチェックしてみてください。
運転手役は、11月公開『地獄少女』(監督:白石晃士)でも重要な役を演じる売れっ子、波岡一喜さん。当時は全く存じ上げてなかったです。幽霊役は、私の作品で幽霊、生き霊、ゾンビ、惨殺される女などをバリバリ演じてきてくれた鶴田作品の常連女優、嶋﨑亜美嬢。本作が嶋﨑との初仕事でした。
 
●『魂の分岐点』(2004年/主演:水川あさみ、演出:三宅隆太)
先日、窪田正孝さんとご結婚を発表された水川あさみさんの主演作。今はシナリオドクターとしても活躍している三宅隆太監督の作品ですね。
 
12日、土曜夜9時、20周年スペシャル、放映!
https://www.fujitv.co.jp/b_hp/honkowa_sp/
嶋﨑亜美加工

舞台『ファクトリーガールズ』出演中、『予言』の少女、井上花菜と十数年ぶりに再会!

監督作『予言』で三上博史さん、酒井法子さんの娘を演じた井上花菜ちゃんと十数年ぶりに再会。‬

‪しかも再会した2019年10月2日のちょうど15年前に同作が公開初日だったという奇跡の偶然!‬

‪現在、日米合作ミュージカル『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』出演中。

見事な女優に成長してて感激でした!
『予言』(同時上映『感染』)予告編↓‬
https://youtu.be/n51c-r6JhKY‬/

IMG_5819

 

 
そして、『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』 は、大変に楽しめる快作でした。

翻訳劇ではなく、柚希礼音、ソンニ主演作を作ろうという企画を発端に、米国の作曲家、作詞家、そして日本のクリエイター達で作られた新作ミュージカルというのが、まずは驚き!

それなのに、何年も前から上演をしているような安定した作風。

しかも、米国版『あゝ野麦峠』なマサチューセッツ州ローウェル紡績工場の女工の辛さを描いた実話がベースなのに、楽しい作りになっていて非常に観やすい。「働き方改革」が叫ばれている現在ですから、本作が上演される意味もあります。
それと、『予言』がデビューだった井上花菜ちゃんだけでなく、メインキャストの清水くるみちゃんも、私が演出した『ほん怖 2008』の『廃屋の螺旋』(主演:ジャニーズJr. 高田翔)がデビューでした。

映画やTVでの活躍は目にしてたけど、舞台は初鑑賞。非常に的確、魅力的演技で11年前と隔世の感でしたね!

『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』ショートバージョンSPOT↓

 

 

10月1日(火)深夜、フジテレビ『ほん怖 傑作選』放映作品『真夜中の徘徊者』他、解説。

本日深夜、フジテレビで『ほん怖 傑作選』(24:45~25:45)が放映されますね。
●『憑依の祠』(2015年/主演:中条あやみ、演出:鶴田法男)
短編ですが、原作の『閑却の杜』という作品は、この後に深い話がありました。ですが、夢で祠を見る話の印象が強烈だったので短編にしました。

●『奇怪な最終バス』(2011年/主演:中山優馬、演出:鶴田法男)
現在は月9『SUITS/スーツ』や、映画『翔んで埼玉』の監督補などで活躍している森脇智延監督が、『ほん怖』の助監督だった時に「バスを舞台にした作品は新鮮ですよね」と原作コミックから選んできた作品。これが好評だったので翌年に電車を舞台にした『真夜中の最終電車』(主演:スギちゃん)を映像化しました。
●『本が招く幽霊』(2004年/主演:堀北真希、演出:鶴田法男)
このドラマ自体が既に古いですが、原作は90年代初期に本誌に掲載されたものです。「フレームの端に少しだけ写っている幽霊が怖い」と反響を頂きましたけど、実は幽霊役の女優さんにフレームから外れてもらうのを忘れただけでした。
●『真夜中の徘徊者』(2003年/主演:阿部寛、演出:鶴田法男)
再放送回数が多い人気作です。「ゾンビ看護師」として昔から知られている都市伝説の映像化。
映画『間宮兄弟』出演前で役者として知られる前の塚地武雅さんや、無名だった田中哲司さん、真木よう子さんらがちょい役で出演していたことでも語り草です。
それと、厨房の掃除シーンでちょっとした仕掛けをしているのですが、それに気付いていない方は今夜の再放送でしっかりチェックしてください。
●『黄泉の森』(2004年/主演:小栗旬、演出:三宅隆太)
最近は中田秀夫監督『クロユリ団地』、『劇場霊』などの脚本で活躍している三宅隆太監督作品。私は、この年、テレ朝『スカイハイ』、映画『予言』も撮っていて大忙しでした。
https://www.fujitv.co.jp/b_hp/honkowa_sp/

『真夜中の徘徊者』ロケ場所。

『真夜中の徘徊者』ロケ場所。現在は解体。

『憑依の祠』セット

『憑依の祠』セット