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12月15日発売『恐怖コレクター 巻ノ十 届かない想い』書影が公開!!

12月15日(土)発売『恐怖コレクター 巻ノ十 届かない想い』の書影が公開されました。
先日、累計31万部を突破し、全国の子供たちにはポピュラーな小説になってきました。
お子さんやお孫さんのクリスマスプレゼントとしても最適です。
ただし、記念すべき10巻目ですから、かなり怖いです…
今回の1話目は、あの「白いソ○ラ」の恐怖譚です。昔から取り組んでみたかった都市伝説なので、念願が叶った入魂の一作です。
そして、伝説の米国ホラーTVオムニバスの一遍をモチーフにした作品もあります。「人形もの」とだけお伝えしておきます。これもかなり怖いと思います。
そして、シリーズをずっと読んできてくださった読者の皆さんには、特別なエピソードを用意しました。私と佐東みどりから皆さんへのクリスマスプレゼントです。
来月15日は是非、『恐怖コレクター 巻ノ十 届かない想い』でゾッと楽しんでください
https://tsubasabunko.jp/pr…/kyofucollector/321710000497.html
恐怖コレクター10

「映画芸術」2018年秋号「私の映画史 ホラー映画 日本映画編」に寄稿しています。

現在発売中「映画芸術」の「私の映画史 ホラー映画 日本映画編」に寄稿しています。長年悩まされてきた「??理論」についても少し言及しました。
#映画芸術 #Jホラー #ほん怖 #霊のうごめく家
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Happy Halloween! 『恐怖コレクター』シリーズ、累計30万部を突破!

Happy Halloween! ハロウィン目前!
『恐怖コレクター』シリーズ、累計30万部を突破しました!
皆さんに感謝!
あなたが知らないうちに、あなたの町の呪いのマークを千野フシギが回収して歩いています。
巻ノ十、年末発売予定!
https://tsubasabunko.jp/product/kyofucollector/

高木登 作×寺十吾 演出 tsumazuki no ishi×鵺的合同公演『死旗』は伝説になる!

この心の震えは筆舌に尽くしがたい。人間はおぞましく、愛おしい。それが五感に直球で届く。この作品は伝説になるだろう。
高木登作×寺十吾演出、tsumazuki no ishi×鵺的合同公演『死旗』凄い。
当日券はキャンセル待ちのみだが、その価値有り。‬
写真は終演後に高木登、そして噂を聞きつけて観に来た女優、大和田紗希と。数年前の私のワークショップに参加。映画『ゆずりは』では大役を射止めた新人。「最初、あられもない描写が続くけど、そんなものは凌駕しましたね」という大和田紗希の感想が分かりやすかった。

 

上記は鑑賞長後の『死旗』の感想だけど、この作品にすっかり酩酊させられて、翌朝になっても二日酔い気味。

終演後に高木登に「石井輝男かと思ったら、高橋洋も入ってきて凄まじかった」と言ったら「尊敬してますから、それはもちろんありますよ」という返答。
若松武史が凄かった。
女優陣も凄かった。
福永マリカの下半身は悪夢。
「鵺的」公式サイト・トップページにあるこの寺十吾と奥野亮子の写真のイメージとは全然違う。騙された
下北沢ザ・スズナリで9月18日(火)まで。
http://www.nueteki.org/next‬

中央、本作作家の高木登。右は観劇に来た大和田紗希。

中央、本作作家の高木登。右は観劇に来た大和田紗希。

今年前半は『カメラを止めるな!』だったけど、後半は北村龍平監督『ダウンレンジ』が必見!

『カメラを止めるな!』と同じ無名俳優で作ったインディペンデント映画。今年の前半は『カメ止め』だったけど、後半は北村龍平監督『ダウンレンジ』が絶対の傑作。凄い緊迫感! 情け容赦の無い恐怖! とんでもないラスト! 90分が15分にしか思えないアッという間のジェットコースター・バイオレンス・スリラー! とにかく必見! ただし、R-15のかなりの残虐度なので要注意。

という感じだけど、映画オタクな話をすると、9月6日のプレミアム試写会のトークイベントに招かれた際に、北村龍平監督が「『激突!』、『ヒッチャー』、『悪魔のいけにえ』、『ハロウィン』みたいな映画を作りたかった」と言うので、「僕はジョン・カーペンターの『要塞警察』を真っ先に想起したけど?」と尋ねると「それは、もちろんですよ!」の返答。心ある映画ファンの皆さんは、以上のやり取りでなにがなんでも真っ先に劇場に駆けつけないとならない気持ちになっていただけたでしょう。

もう少しディープな映画にまつわる話をすると、初見の時に私の頭に浮かんだのは「北村龍平はヒッチコックに真正面から挑んだ」という一言。ヒッチコックの傑作の1本『北北西に進路を取れ』の、真っ昼間の広大な畑でケーリー・グラント扮する主人公が殺されそうになるあの名シーンを90分にしたような映画なのです。

さらにもっとディープな映画談義をすると、ベルイマンと並ぶスウェーデンの鬼才と呼ばれたボー・ウィデルベルイ監督の傑作『刑事マルティン・ベック』の後半、ストックホルムのビルの屋上から姿の見えないスナイパーが正確かつ冷酷に警官を延々と射殺しまくるあの緊迫感が90分続くといえばお分かりいただけるでしょう。

残酷描写が苦手な人にはお勧めはしません。ジャンル・ムービーをレベルの低い映画と思われている方にも無理強いはしません。
ですが、業の深い人間ドラマや社会的メッセージを持った映画だけが立派な映画ではありません。普段は理性にコントロールされている本能を刺激するのも「映画」、そして「芸術」の使命です。
ルイス・ブニュエルの『アンダルシアの犬』やパゾリーニの『ソドムの市』などの芸術性を理解できる方ならば是非観て欲しい作品。
東京は15日から、大阪は22日から公開です。
http://downrangethemovie.com/

『ダウンレンジ』公式サイト ↑

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映画ナタリーの記事はこちらをクリック↑

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『恐怖コレクター』公式サイト

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