フジテレビ『ほん怖』史上一番怖いと言われる『顔の道』(主演:佐藤健)のロケハン写真。
【ほん怖トリビア③】
16日『ほん怖』で放映の『顔の道』(演出:鶴田法男、脚本:三宅隆太、出演:佐藤健、高橋真唯[現・岩井堂聖子])は、フジテレビ『ほん怖』史上一番怖い作品と呼ばれている為に再放送率も高いです。ですので、今まで何度も裏話をお伝えしてきました。
でも今回、ファイルを探ったらロケハン時の写真が出てきたので掲載しますね。
私は昔からロケハンに自分のカメラを持っていき、「こんな絵を撮りたい」という写真を撮っています。それをスタッフに見せて打合せをします。その方が話が早いからです。もちろん、他の監督もやってらっしゃることだと思います。
さて、本作は『顔の道』という題名と、漫画家の鯛夢さんの絵が強烈だったので、「HONKOWA/ほん怖」本誌に掲載されると映像ドラマ化が直ぐに決まった作品でした。
【以下、ネタバレ注意!】
あの顔は2メートル近い造形物を作り、それを路上に置いて撮影をしました。全部を合成にしてしまうと質量が感じられないので、本当にデカい顔を現場に置いてそれに合成をしてます。それに、役者さんも怖ろしい物が目の前にあった方が芝居がしやすいはずです。実際、佐藤健さん、高橋真唯さんの目の前にあの顔を置いた瞬間、お2人とも本気でビックリしてました。あの驚きの芝居は素に近いものです。
また、佐藤健さんがあの家に入っていくくだりの演出は1974年の『悪魔のいけにえ』(監督:トビー・フーパー、出演:マリリン・バーンズ)を参考にしています。
それと、階段から女が下りてくるシーンを撮っているときの、佐藤健さんと私とのやり取りが視聴者の皆さんには興味深いと思います。下記動画で詳しく語っていますので、ご覧になってください。
※27分30秒あたりから佐藤健さんとの撮影裏話を語っています。


『黄泉の森』の三宅隆太監督は、1999年の1作目『ほん怖』から参加している最古参の重要な才能。
【ほん怖トリビア②】
『黄泉の森』の三宅隆太監督は、1999年の1作目の『白昼のベル』(主演:稲垣吾郎)等の脚本から参加している最古参の重要な才能。OV版のファンとして付き合いがあった仲だったので、フジテレビ版制作にGOサインが出たときに声を掛けて参加してもらいました。
ええ! 新宿シネマカリテ閉館!
ええ! 新宿シネマカリテ閉館!
自作『戦慄のリンク』のメイン館だったのですが………。゚(゚´Д`゚)゚。
https://qualite.musashino-k.jp/news/26804/
09年8月25日、フジテレビ『ほん怖』の『顔の道』(主演:佐藤健)放映時の町の悲鳴動画公開!
私、鶴田法男が演出したフジテレビ『ほん怖』の『顔の道』は佐藤健さんを主演に迎えたこともあって一流のホラーに出来た自信がありました。そこで放映時に屋外で動画を撮ったところ、狙い通りに悲鳴が(笑)
16日放映『ほん怖』、“最恐選挙”開催中↓
https://fujitv.co.jp/honkowa/index.htm
#ほん怖
『劇場版 ほんとうにあった怖い話』シリーズとOV版&フジテレビ版『ほん怖』は全く無関係です。
現在、『劇場版 ほんとうにあった怖い話~ゾクッ事故物件芸人~』という作品が一部劇場で公開中&公開予定です。
毎年、この時期になると新作が上映されており、略称『ほん怖』とも呼ばれています。
ですが、これは私が1991年に朝日ソノラマ(現・朝日新聞出版)の同名コミックをオリジナルビデオ(ビデオ専用映画)として企画から立ち上げて監督して完成させた『ほんとにあった怖い話』とその続編、及び、1999年から放映が始まったフジテレビのドラマ版とは全く無関係です。
オリジナルビデオ版&フジテレビ版の『ほん怖』には「う」が入りません。



