2025年5月6日
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某メディア関係者から、私の『ほんとにあった怖い話』とパル企画の『劇場版 ほんとうにあった怖い話』を勘違いした連絡を頂きました。
「う」が入る題名の作品は私の『ほんとにあった怖い話』とはまったく無関係です。
ですが、両作品ともSNSなどで『ほん怖』と略して表記している人がいるのでややこしいです。
私が企画から立ち上げた『ほん怖』は、朝日新聞出版社のコミック「HONKOWA/ほん怖」が原作です。
これは1991~92年に発売されたOV(オリジナルビデオ=ビデオ専用映画)が始まりで、1999年からはフジテレビの番組に発展しました。
当初は単なるオムニバスドラマだったのが、2004年からは稲垣吾郎さんと子供たちが、私をメイン監督とした監督達が撮ったホラードラマを視聴してリアクションするパートが挟まれた構成になり現在に至っています。
パル企画の「う」の入る『ほん怖』は、私のフジテレビ『ほん怖』の放映が始まった1999年以降にOVとして発売されたのが発端で、その後、フジテレビ『ほん怖』が放映される頃に合わせて、劇場版が一週間程度で単館レイトショー公開されるようになりました。
私の『ほん怖』は一度も劇場版が作られたことはありません。
ただし、2005年にフジテレビ「お台場冒険王」で『ほんとにあった怖い話〜3Dマルチシアター』(主演:松浦亜弥)というイベント用短編3D映画を作ったことはあります。
また、フジテレビ『ほん怖』は一度もビデオ化されたこともありません。
ついでに、もう一つ記すと、1992年に放映されたテレビ朝日『本当にあった怖い話』(出演:愛川欽也)という番組がありますが、これも私の『ほん怖』とは全く無関係です。
朝日新聞出版「HONKOWA」
OV『ほんとにあった怖い話』
フジテレビ『ほんとにあった怖い話』
以下の作品は、上記の『ほん怖』とは全く無関係です。
パル企画『劇場版 ほんとうにあった怖い話 変な間取り』
2025年5月3日
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ニューラインさんからBD『戦争のはらわたⅡ』(5月8日発売)を頂きました。
サム・ペキンパー監督、ジェームズ・コバーン主演『戦争のはらわた』の正式な続編ですが、80年代中頃、VHSビデオスルーになったのはお好きな方はご存じでしょう。
船井電機のソフト販売会社に勤めていた私が、米国から送られてきた買い付け可能リストを見ていたらBRAKETHROUGHというタイトルだけが書いてあり、「もしやこれは幻の『戦争のはらわた』の続編では……?」と思い、買い付けエージェントに、「アンドリュー・V・マクラグレン監督で、リチャード・バートン、ロバート・ミッチャム、クルト・ユルゲンス出演作か?」と問い合わせたら「Yes!」と返ってきたので速攻で買い付けたのでした。
傑作『戦争のはらわた』の続編があるというのは当時の映画ファンの間では都市伝説化していたので、それを自分の手でリリースできるのは本当に嬉しかった。
ただし、届いた本編を観た時の気持ちはパスしますが、とにかく貴重な体験にはなりました。
なお、VHSリリース時に『戦場の黄金律』というメインタイトルにしたのは、当時のレンタルビデオ店のオーナーの多くが映画に詳しくなく、『戦争のはらわた』と言っても響かないようなので、全く別の独立した作品にした方が売りやすいと考えてのことです。
『戦争のはらわた』は、今や戦争映画の名作の1本になっていますが、初公開時はヒットしておらず続編をフナイから発売することになった80年代中頃は、一般的知名度は低かったのです。
ところで、このBD『戦争のはらわたⅡ』は私がVHSリリースを手掛けた版より20分ほど長い完全版です。しかも、驚くべきことに日本語吹替え版をこのBDの為に制作したとのこと。トム・ハンクスの声で知られる江原正士さんがリチャード・バートンを担当されています。
とにかく、アンドリュー・V・マクラグレン監督、リチャード・バートン主演の『ワイルド・ギース』という超傑作と同時期に作られたという点だけでも映画史に存在する意義がある作品です。
ぜひ!
注意:写真の『戦場の黄金律/戦争のはらわたⅡ』のジャケットは私が手掛けたVHSです。
2025年4月23日
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角川つばさ文庫編集部にお祝いしてもらいました。嬉しい!
これも10年もの間、千野フシギ、ジミーらの旅を応援してきてくれた読者の皆さんのおかげです。深く感謝!
そして26巻目『引きさかれた兄妹』は6月11日頃発売!

『恐怖コレクター 巻ノ一 顔のない子供』は2015年6月15日に発売されました。
各地の都市伝説の呪いを赤い手帳で〝回収〟して歩く謎の少年、千野フシギの恐怖の旅が、ここから始まりました。
2025年3月18日
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日本映画監督協会の会合と会報に、「川越スカラ座閉館回避プロジェクト」を応援するために昨年10月末に「川越スカラ座・ハロウィン映画祭」を開催したことを伝えたところ、以下のようなことになりました。
堤幸彦監督、広山詞葉さん、そして、日本映画監督協会員かまだ ともゆき監督、ありがとうございます。
なお、「川越スカラ座閉館回避プロジェクト」は現在も進行中です。
https://k-scalaza.com/heikankaihi/heikankaihi.html
以下、川越スカラ座のX投稿のコピペです。
日本映画監督協会員、かまだともゆき監督のお声がけで、堤幸彦監督と俳優の広山詞葉さん他の皆さんからご賛助を頂きました!なお、堤監督、広山さん主演の『Page30』が4月11日より公開予定です。
https://x.com/k_scalaza/status/1901466770122346734
川越スカラ座 