8月6日&20日、午後7時より『ケータイ捜査官7』O.A.
鶴田監督が担当した『ケータイ捜査官7』(テレビ東京)が2話放映されます。
8月6日(水)午後7時より。テレビ東京。
第17話『遠い夏の空と』
脚本:金子二郎
出演:窪田正孝、長澤奈央、岡本奈月
ゲスト出演:佐々木すみ江、織本順吉、秋山奈々、辻本祐樹、渡辺奈緒子
8月20日(水)午後7時より。テレビ東京。
第18話『URL』
脚本:高木登
出演:窪田正孝、伊藤裕子、松田悟志、三津谷葉子、長澤奈央
ゲスト出演:中越典子、宮下ともみ、桜井聖、嶋崎亜美
[鶴田のコメント]
『遠い夏の空と』は主人公ケイタの携帯電話が新システムの実験中に太平洋戦争中の零戦のパイロットと繋がってしまいケイタは特攻を止めさせようとするが、というストーリー。映画『パールハーバー』並の戦闘シーンが見所の感動作です。
脚本の金子二郎さんは金子修介監督の弟さんで、反戦活動家だったお父さんの血を受け継いだ作品になっていると思います。
『URL』は、「捜さないで」というスパム・メールを開いた人間が次々と行方不明になる事件が相次ぐ中、主人公ケイタもそのメールを開いてしまい妖しい女の影につきまとわれる、という真正面なホラー。『回路』のパクリと批判を受けるかも知れませんが、現実社会をシニカルに見つめながらも、人間に対してはわずかながらの希望を残していく高木登の脚本は秀逸で、多少の批判には負けない作品になっていると思います。