【伊藤潤二×蜷川実花】コラボ表紙がインパクト大の『AERA(アエラ)』2月24日号を読む。
【伊藤潤二×蜷川実花】コラボ表紙がインパクト大の『AERA(アエラ)』2月24日号を読む。
一時は「Jホラーは終わった」等と言われていたのに、最近は国内外やメディアを問わずご連絡を頂くことが増えてホラー人気が再燃してるなあ、と感じることしきり。
2010年代は映画&テレビ界でホラーが無視されるようになったので、出版界や海外に目を向けたので、色々と心配してくれる人もいたのですが、今はそれで良かったかもと思ったりします。まあ、大したことは出来ていませんが………。
血しぶきや内蔵が飛び出す明確な恐怖ではなくて、2階の窓の外に人が立ってたという、日常の中の些細なズレから生じる恐怖を描こうとしたのが、「Jホラーの原点」と呼ばれるOV『ほん怖』を企画した発端でした。
この記事によれば、今のホラー人気を支える作家さん達は、生まれたときからJホラーが存在していた「Jホラーネイティブ」とのこと。
その人達が作品を発表出来る年齢になったことと、「その全員が映画の世界に来ているわけではない」ことから幅が生じていると仰るのは、近年のJホラーの最高峰『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』を発表した近藤亮太監督。
私は馬鹿のひとつ覚えで不器用にやってきただけですが、長年やってると多少は良いこともあるものだなあ、と思ったりしました。
ただし、中田秀夫監督、清水崇監督の様に大ヒット作を連発したり、黒沢清監督の様に世界の名だたる映画祭で賞を取ったりという功績は無いので、死ぬまでの間にもう少しは評価して貰える仕事が残せるように頑張りたいと思います。
とりあえず、小説『恐怖コレクター』シリーズは、大人の皆さんが思っている以上に子供たちの間で人気ですので、ご注目頂ければ幸いです。
#aera #アエラ