大手メディア対ネット。「おごれる者は久しからず」は、常に頭の片隅に置いておきたい。
2024年11月18日
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昨夜、今日のニュースで、大手メディア対ネットという話題が目に付いてしまうので、10年ほど前、某テレビ局社員プロデューサーさんとネットの台頭について話をしたことをふと思い出しました。
そのプロデューサーさんは、「ネットなんてビデオと同じで、一過性の敵に過ぎないと上部が言ってますよ」とおっしゃるので、「いや、ビデオとは違うと思いますけどね。敵とか言ってると、映画がテレビの台頭で斜陽化したのと同じ轍を踏む可能性があると思いますけど……」と返したら嫌な顔をされました。
まあ、「このままじゃ、あなたの会社はやばいですよ」みたいな言われ方をしたら当然なのですが……。
ただ、自分の場合、鶴田家は『ガメラ』、『大魔神』、『座頭市』などを作った旧・大映に依存していたので、永田雅一社長が「テレビは敵だ」という姿勢で、結局、1971年に倒産に至ってしまい家族が苦労するのを子供ながらに体験してきた身なので、お許しを頂きたいと思います。
「おごれる者は久しからず」という言葉は、常に頭の片隅に置いておきたいです。