寝言

『ゴジラ-1.0』は米国アカデミー賞ノミネートの可能性は充分にあると思う。

ロッテントマトで『ゴジラ-1.0』は今週の一番人気。
米国のX界隈では、米国アカデミー賞ノミネートと囁いている人もいて、鬼が笑います。
でも、主演女優賞ミッシェル・ヨー、監督賞クロエ・ジャロ、作品賞『パラサイト』というアジア勢の最近のアカデミー賞受賞歴と、内容的には作品賞『グラディエーター』同様の非常に分かりやすい復讐人間ドラマである点から可能性は充分にある気がします。
しかも、米国では『オッペンハイマー』(日本未公開)が作品賞有力候補と言われていますから、原爆がベースにある『ゴジラ』も注目される機運もありますよね。
かつて『リング』や『呪怨』が海外で高い評価を受けてハリウッドリメイクされると耳にした時に、「このスタイルのホラーは、私が先駆者なのに」とやっかみもあって、「無理でしょ」と内心は思ったものですが、結果としては実現しただけでなく米国ほか世界で大ヒットしました。
それに、私も注目されて海外からお声が掛かりましたから、「やっかみはあかん!」と反省したものでした(汗)
『ゴジラ-1.0』が米国でこれだけ評価されている今は、日本の実写映画を世界に注目させる千載一遇のチャンスですから、大いに応援して、米国での更なるヒットと評価の高まりに期待したいと思います。
最後になりましたが、ロッテントマトでは、『君たちはどう生きるか』も高い評価を得てますけど、日本のアニメは安定した世界的評価を得ているので失礼ながら言及を避けました。
それと、真田広之さんの配信ドラマ『将軍』とNetflix『幽遊白書』もかなり注目されているようなのも嬉しいですね。
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