寝言

この時期に『テネット』を公開したクリストファー・ノーラン監督とWB映画を讃えるべき。20年10月10日の東洋経済の記事は好かない。

『テネット』が米国では不評なのでコケているように思えるこの見出しは好かない(怒)。
ショッキングにして記事を読ませたかったのだろうけど、これは良くない。
クリストファー・ノーラン監督もワーナーブラザースもこの時期の公開では充分な収益を上げられないことは覚悟していたと思える。それは下記の本文抜粋でも窺える。
「ロサンゼルスとニューヨークは批評家やメディアが集まる都市だが、「映画とは映画館で見るものを呼ぶ」という確固たる信条をもつノーランは、この非常時でも、マスコミに配信形式で試写を見せることをしなかった。」
ノーラン監督もWBも映画館や映画界を救おうとしたと思う。
せめて、
日本では大ヒット『TENET』も、米国では充分な収益を上げられず「興行収入赤字はほぼ決定」になった前向きな意義。
とか、そんな風に書けなかったのか。

ディズニーがどんどんディズニー+公開にしてしまっているし、トム・ハンクス『グレイハウンド』、キアヌ・リーブス『ビルとテッド』も配信になり、映画館がどんどん無視されてしまう状況になっている。
その中でワーナーブラザースは、「ONLY IN THEATER」とわざわざ『ワンダーウーマン1984』などのTrailerに入れてるわけで、その気概を評価しないとダメだと思う。
『テネット』はノーランの製作作品でもあるわけですから、ノーランは「映画は映画館で観るべき」という損してもそこの姿勢を崩さない明らかな矜持があるわけで、そこを讃えないといけない。
この記事をお書きになった猿渡さんは有名な方だが、記事の内容をもっと前向きに書いていれば、こんな見出しにならなかったと思う。好きになれない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dcf54f6ee3b1b5ae08eb101d1c2e8befbdc2671a?page=1&fbclid=IwAR0PzYSLI8csIt7ZkiC8zGo3KpJzKPJYO0tLZDGkPSR9LyyETD9iAEdkMSk


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