寝言

米国ワーナーとユニバーサルのディスク流通事業統合は、まるで「ダイニチ映配」。

ワーナー&ユニバーサル

米国ワーナーブラザース・ホームエンタとユニバーサルピクチャーズ・ホームエンタがディスク流通事業を統合するというニュースはちとショック。なにしろ自分は大学卒業後、ビデオソフト販売会社に就職し、そこを脱サラしてレンタルビデオ店向けの専用映画OV(オリジナルビデオの略)で『ほんとにあった怖い話』を企画、脚本、監督をして監督デビューをした身です。
ですから、なんだかんだ言ってVHS、βからDVD、Blu-rayと発展してきた映像パッケージメディアには一角ならぬ想いがあります。
しかし、ワーナーとユニバーサルというハリウッドメジャーのディスク流通部門が統合されるというのはディスク市場が危機的状況にある証でしかありません。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1229500.html?fbclid=IwAR1pR4PRMe9bq_MnyTNo8mIcy1G-x5FCI2SCZHocPtMd_2RgoD63fz93Ig8

日本では1970年、斜陽化した映画業界で大映と日活が配給統合会社「ダイニチ映配」を設立させた事例があります。しかし、この「ダイニチ映配」は一年しか持ちませんでした。
そして、大映は倒産、日活はロマンポルノで食いつなぐことになりました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%81%E6%98%A0%E9%85%8D