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8月17日(土)午後9時より、フジテレビ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2013』放映!!

『女子高大パニック』の撮影風景。

▲『女子高大パニック』の撮影風景。

「ほん怖倶楽部」
吾郎さん:稲垣吾郎
子供たち
『Xホスピタル』
演出:鶴田法男
脚本:鶴田法男、穂科エミ
出演:藤ヶ谷大輔、柄本時生、
真田五郎、岩永ゆい、笹山ゆき乃、
森見春菜、吉田羊
『2階が怖い』
演出:鶴田法男
脚本:酒巻浩史、鶴田法男
出演:鈴木福、YOU
藤本飛龍、石井心音、池田英、草村礼子
『女子高大パニック』
演出:鶴田法男
脚本:酒巻浩史、鶴田法男
出演:坂口憲二
新川優愛、山田親太朗 古畑星夏、小林きな子、田中明、牧村泉三郎、木野花
『影の暗示』
演出:森脇智延
脚本:木滝りま
出演:深田恭子、平岩紙、朝加真由美
『蠢く人形』
演出:森脇智延
脚本:穂科エミ
出演:指原莉乃、岡本玲、小澤亮太
※放映順未定。
[鶴田のコメント]
フジテレビ『ほん怖』は、今年で14年目を迎えます。
藤ヶ谷大輔さん主演の『Xホスピタル』は、実は20年近く前の原作で以前より後藤プロデューサーとドラマ化を目論んでいたのですが、厄介な内容なので脚本がうまくまとまらず見送っていた作品でした。ですから、念願叶っての映像化です。病院の建物の東西南北の端で怪異が起きるという設定なので20数分の中で四つの怪異を描き、さらにはドラマにしないとならないので脚本がうまくまとまらなかったのです。盛り込む要素が多いのでやると決まった後も面白くまとめる自信はあまり無かったのですが、藤ヶ谷さんが非常にしっかりと内容を読み込み的確なお芝居で主人公を演じてくれたので助かりました。視聴者の皆さん納得の一作になったと思います。藤ヶ谷さんは本作のためにちょっと長かった髪を切ってくれて撮影に挑んでくれました。彼の気合いの入り方を感じて、こちらも撮影に一層力が入ったのが好結果を生んだのでしょう。藤ヶ谷さんに深く感謝しております。
『2階が怖い』もある意味念願の映像化です。実は昨年『幼き眼力』という原作を読んだところ、小学校三年生の自分が自宅の2階の廊下で幽霊を目撃した体験と酷似していたので、後藤Pにぜひやらせて欲しいと懇願して実現しました。ですから、主人公「畑野竜」は私の分身です。もちろん、幼少期の私がこんなにしっかりして、可愛かったはずもないのは言うまでもありません。そこは大目に見てやってください。『ほん怖』始まって以来の変な幽霊(妖怪?)が登場するのも大きな見所です。
『ほん怖』始まって以来と言えば、モブシーン(群衆シーン)が登場する『女子高大パニック』は今年の目玉の一つです。内容的にもJホラーの真骨頂を見せようと思い、普段なら原作にドラマ性を肉付けするところを、ほとんどせずに脚本を完成させました。このソリッドなホラーを理解してしっかり演じてくれるのは、3年前に『開かずの間』に主演してくれた坂口憲二さん以外にいないだろうと考えて二度目の当番をお願いした次第です。実は、坂口さんはゾンビ映画を中心にホラーに理解がある方なのです。ただし、当初は少々悩んでいらして撮影前に長い時間ディスカッションをさせていただきました。しかし、その甲斐あって、私の出世作『霊のうごめく家』のスケールアップ版的な傑作が誕生したと自負しております。テレビドラマとしては分かりづらい部分もありますが、ぜひ、しっかりご覧になってもらいたい一本です。
今年、私が担当したのはこの三本です。残りの二本は後藤P、私と共に『ほん怖』を支える森脇智延監督が撮りました。『影の暗示』、『蠢く人形』ともにまだ未見なのでコメントできませんが、深田恭子さんが実は『ほん怖』の大ファンだったという事を知り、それだけに『影の暗示』は期待が大です。そして、『蠢く人形』は人形が怖い昔からある怪談話なのですが、その人形が妙なデザインなのが新鮮です。もちろん、AKB48の指原莉乃さんがホラー初挑戦なのも大きな見所なのは言うまでも無いです。
では、今年も『ほん怖』で心の底から涼んでください。

『ほん怖』公式サイトはこちら↓
http://www.fujitv.co.jp/honkowa/index.html