寝言

中田秀夫監督にまたもやられた! 『殺人鬼を飼う女』未見だけど絶対凄い!

中田秀夫監督にまたしてもやられた!
昔、ダニエル・キイスの乖離性同一障害者の女性を主人公にした小説『五番目のサリー』を5人の女優で日本で映画化できないかと夢想した。
同じ主人公なのにワンカットの中で女優が変わる。登場人物は気づいていないのに、観客は平凡な女が凶暴な女に切り替わっていることを知っている。
画期的サスペンス映画になると自信があったが、乗ってくれるプロデューサーに出会えなかった。
大した実績も無い監督に、『アルジャーノンに花束を』、『24人のビリー・ミリガン』の大作家の原作ではあまりに不釣り合いで、プロデューサーも可能性が見いだせなかったのだろう。
『殺人鬼を飼う女』、悔しいけど大期待! 初日に行こう!

殺人鬼を飼う女