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「第4回三鷹コミュニティシネマ映画祭」22日より、いよいよ開催です!

23日「金子修介監督特集」のゲスト、佐伯日菜子さん。

▲23日「金子修介監督特集」のゲスト、佐伯日菜子さん。

35ミリ映写機を購入し、すべての上映を実行委員の手で行うという前人未踏の挑戦に挑む「第4回 三鷹コミュニティシネマ映画祭」いよいよ明日、開幕です。
22日の初日は、邦画の古典的名作4本を一挙上映。そして都内名画座のひと月のスケジュールを掲載したフリーペーパー「名画座カンペ」の発行人のむみちさんと、暇さえあれば名画座に居るという漫談家・寒空はだかさんのお二人がゲストで登壇。このお二人のトークショーも含めて、なんと一日券1000円、一作品500円の入場料です。
そして、23日は三鷹で中学、高校時代を過ごした金子修介監督の特集がいよいよ開催です。金子監督が三鷹と縁が深いことは昔から存じておりましたので、個人的にはこの特集を是が非でも実現したかったです。それに、金子監督なくしては現在のハリウッド映画を上回る日本映画の復調はなかったというのが私の持論なのです。
怪獣映画のみならず日本の娯楽映画の流れを変えたと言っても過言ではない大傑作『ガメラ 大怪獣空中決戦』、そして日本でもこんなあか抜けた軽妙洒脱な映画が作れると驚かされた佐伯日菜子さんのデビュー作『毎日が夏休み』の珠玉の二本立て。特に『毎日が夏休み』はDVD絶版、フィルム上映は非常に久しぶりなので、本当にレアですからこの機会をお見逃しなく!
そしてそして、金子監督ご本人がゲストで来て、その聞き手は弟の脚本家、金子二郎さんが務めます。それだけでなく、佐伯日菜子さんもご来場いただけます!この小さな手作り映画祭にとってはスペシャルすぎるというか、個人的に大興奮な一日になりそうです。そんな日に、私がMCをやるというのが本当に信じられないというか、ヤバいですw。正直、緊張のあまり胃が痛い。
そして、最終日24日「三鷹オスカー、一日だけ復活!第五弾!」はソ連の巨匠アンドレイ・タルコフスキー『サクリファイス』と世界の映画の概念を変えた仏ヌーベル・バーグの巨人ジャン=リュック・ゴダールの『勝手にしやがれ』の二本立て。上映終了後には名画座「三鷹オスカー」の元・番組編成、鶴田浩司と弟の私、それに三鷹市在住の脚本家・金子二郎さんとで「三鷹に名画座、欲しいよね談義」を開催予定。
23、24日は両日共に前売り1200円、当日1500円でトークも含めて鑑賞できます。
まだ前売り売ってます。全国のローソンでも売ってます。ご興味ある方は急いでください!
連日、私、会場におります。ぜひ三鷹でお会いしましょう!! (鶴田法男)
http://cinema.mall.mitaka.ne.jp/

今年購入した35ミリ映写機。映画祭のために実行委員が一生懸命に勉強をしてきました。

▲今年購入した35ミリ映写機。映画祭のために実行委員が一生懸命に勉強をしてきました。