寝言

『君の名は。』が繊細なガラス細工だとしたら、『この世界の片隅に』は緻密な寄せ木細工。

『君の名は。』が繊細なガラス細工だとしたら、『この世界の片隅に』は緻密な寄せ木細工ですね。
私がスーパーバイザーを務める「三鷹コミュニティシネマ映画祭」で新海誠監督と片渕須直監督の特集を開催するので、お二人の新作について一般の方々に「どっちが面白い?」と困った質問をされてしまうので仕方なくそう返答しています。
比較なんか出来るわけがないのですけど、公開の始まった『この世界の片隅に』が『君の名は。』と並んで今年を代表する話題作になるのは間違い無いです。
そして今月、「三鷹コミュニティシネマ映画祭」が新海誠監督と片渕須直監督の特集を組めたのは本当に幸運です。
1990年に父が経営していた名画座「三鷹オスカー」が閉館してから映画館の無くなった三鷹市。
“「三鷹に映画館を」が合い言葉の手作り映画祭”
をキャッチフレーズに市民有志と第三セクター、まちづくり三鷹で開催されています。
新海誠監督特集、片渕須直監督特集はチケット完売ですが、市川崑監督特集はまだ余裕があります。市川崑監督作品は各作前売り&当日、500円のワンコインです。
また、20日の『ぼんち』、『東京オリンピック』には活弁士・檀鼓太郎さんのバリアフリー上映も開催。詳しくは公式サイトをご覧ください。

http://cinema.mall.mitaka.ne.jp/