『君たちはどう生きるか』鑑賞。巨匠、宮﨑駿監督を支えてきた鈴木敏夫プロデューサーの辣腕に敬服。
『君たちはどう生きるか』鑑賞。
作品の内容云々よりも、作家にとってプロデューサーの存在は本当に大きいと、今回の「宣伝一切無し」を断行した鈴木敏夫プロデューサーの意志力に敬服しました。
宮﨑駿監督の作品だから出来る「傍若無人な蛮行」だというのは当然よく分かっていて徹底的に貫き通していると思います。
『まあだだよ』は、「巨匠、黒澤明監督のジジイのマスター〇ーション映画」などと批判を受けてましたけど、本作も普通に宣伝をしていたらそういった批判が多く出る可能性があったと思います。作家性と芸術性は見事で魅入ってしまいますけど、ハッキリ言って娯楽性には欠けた映画ですからね。
でも、この宣伝方法で、作品の出来の善し悪しよりも宣伝のあり方に話題が集中したので内容への批判は目だ立たなくなっています。
宮崎監督と命運を共にしてきた鈴木敏夫プロデューサーはそこを見抜いていたと思います。
この巨匠とそれを支えてきたパートナーの関係をただただ羨ましく思いますし、敬服するばかりです。
作品の内容以上に高畑勲監督という希代の才能も一緒に歩んできたジブリの歴史が未来永劫残る日本が世界に誇る芸術だと、ひたすら感動するばかりです。
宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』が今、公開された、この時代に日本に生まれて良かったとつくづく思いました。


自作『ほんとにあった怖い話』とテレビ朝日『本当にあった怖い話』は全く違います。
私のビデオ映画『ほんとにあった怖い話』(91~92年発売)と、中田秀夫監督、高橋洋さんらが参加のテレビ朝日『本当にあった怖い話』(92年放映)を、海外の人が混同していて説明をするのにひと苦労。
テレビ朝日『本当にあった怖い話』には全く無縁なので、ほぼ同時期になぜこんなことが起きたのか分からないけど、「おそらく、87年に『ほん怖』の原作雑誌が誕生し、出版界でも小さな出版社から次々に「本当にあった~」等の似たホラー雑誌が生まれたのがテレ朝の企画に関係してるのかもしれません。」と返答しておいた。
ちなみに、米国でDVDリリースされた自作『ほんとにあった怖い話』は「Scary True Stories」のタイトル。
一方、中田秀夫監督らが参加したテレビ朝日『本当にあった怖い話』は「Carse Death & Spirit」のタイトルなので、全く違うのですけどね。


ホラー映画の伝道師、末廣末蔵氏が「鶴田法男の幻の傑作」と呼ばれる『亡霊学級』(1996)を紹介!
末廣末蔵さんが、未DVD化&未配信で「鶴田法男の幻の傑作」と言われているつのだじろう原作のオリジナルビデオ『亡霊学級』(1996年)をTwitterで紹介してくれました。
出演は、後に『星獣戦隊ギンガマン』のギンガピンクになった宮澤寿梨、『有言実行姉妹シュシュトリアン』を経て『女優霊』で悲惨な死に方をした石橋けい、言わずと知れたアンヌ隊員、ひし美ゆり子、『新・ほん怖 幽幻界』、『悪霊怪談』、そして『リング0』で伊熊平八郎博士の教え子を演じた水上竜士、さらに大学助教授役でなぜか黒沢清監督。また、原作のつのだじろう先生もご本人役で出演。
スタッフは、プロデューサーが『平成ガメラ』シリーズや『CURE』の土川勉、撮影は本作後に『踊る大捜査線THE・MOVIE』などをお撮りになる藤石修、音楽はOV&TV版『ほん怖』や『リング0』の尾形真一郎、そして脚本は『明日の食卓』の小川智子と私の共同。
昨年DVD再発した『ほん怖』同様に、皆さんが手軽に観られるようにしたいのだが…。
中国映画では、幽霊の存在も心霊写真も描写NG。その難題を乗り越えて中国5千館で公開『戦慄のリンク』を是非!
現代劇の中国映画では、以下は描写NG。
でも、私に来た依頼は「中国製の本格的Jホラーの監督」で、結果は中国5千館で上映されました。





