そろそろお盆も明けるころですね。
結婚してから、妻の実家でお盆を過ごしています。
ちゃらんぽらんな我が実家と異なり、
妻の実家は祖霊信仰の行事に手を抜きません。
とくに今年は新盆ということもあり、
盆棚には行灯、霊前灯、提灯と数々のあかりが華やかに並びました。
そして、町内の見知らぬお客様が続々と訪れます。
ちゃらんぽらんな家に育った自分には、
正しい進行がわからず、お客様のもてなし方がわからず、
右往左往するばかり。
たくさん冷や汗をかきました。
それでも億劫がらず、右往左往の冷や汗を持続していると、
そのうち強面の義父が優しい感謝の言葉をくださったのが、
今年何よりの収穫です。
線香のかおりの中、父と共にだらだらリオ五輪を眺めた夜は
異文化理解の醍醐味を教えてくれたように思います。